問題
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正解は1番です。
各選択肢を見ていきます。
1、誘電体加熱というのは、
誘電体にマイクロ波や高周波を当てると、
誘電体自体が発熱していく現象を利用した加熱方式です。
メリットは環境汚染がないことや加熱時間の短さがあげられます。
まさしく電子レンジ等が誘電加熱を利用しています。
よってこの問題の正解は1番です。
2、誘導加熱というのは、
導体(主に金属)にコイルのよる磁界をあて、
電磁誘導を起こし、
その際に発生する損失(ジュール熱)によって、
導体が発熱していく現象を利用する加熱する方式です。
1番と混乱しやすいですがこの二つには明確な違いがありますので、
それぞれの特徴に注意して覚えて下さい。
これも1番同様、環境汚染のない事や安全性の高さ等がメリットとしてあげられます。
代表的なものだとIH調理機器等がこの加熱方式を利用しています。
3、抵抗加熱というのは
誘導加熱と似て、
抵抗に発生するジュール熱を利用して加熱する方式です。
誘導加熱との大きな違いは電磁誘導のプロセスがない事にあります。
その構造の単純さから、
電気ヒーター等幅広いものに利用されています。
4、赤外線加熱というのは、
その名の通り物体に赤外線をあてる事で、
加熱していく方式です。
太陽光を暖かく感じる理由もこの赤外線によるものです。
赤外線加熱のメリットは
伝熱効率の高さや、
省スペースにできることがメリットとしてあげられます。