問題
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鉛蓄電池の電解液は。
1 .
水酸化ナトリウム水溶液
2 .
水酸化カリウム水溶液
3 .
塩化亜鉛水溶液
4 .
希硫酸
( 第一種 電気工事士試験 令和元年度(2019年) 一般問題 問13 )
正解は4番です。
それぞれ解説していきます。
1、水酸化ナトリウム水溶液も、
電解液の一種となる水溶液ですが、
問題の亜鉛蓄電池には利用されませんのでこの選択肢は不正解です。
水酸化カリウム水溶液の代わりに使用されている乾電池も中にはあるようですが、
あまり広く利用されている水溶液ではないと思います。
2、水酸化カリウム水溶液は、
おもにアルカリ蓄電池に使用されます。
鉛蓄電池と比べると大電流放電ができることや、
長寿命な事などが特徴です。
3、塩化亜鉛水溶液は、
主にマンガン乾電池に利用されます。
乾電池の問題が出題される事は無いと思いますので、
予備知識程度に覚えておけばいいと思います。
4、この選択肢が正解です。
鉛蓄電池に利用されるのは希硫酸で、
高電圧を取り出せること、
低コストであることが特徴にあげられます。
ただし希硫酸は酸性の水溶液ですから、
破損した場合の危険性がデメリットです。