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第一種電気工事士の過去問 令和元年度(2019年) 一般問題 問19

問題

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架空送電線路に使用されるアークホーンの記述として、正しいものは。
   1 .
電線と同種の金属を電線に巻き付けて補強し、電線の振動による素線切れなどを防止する。
   2 .
電線におもりとして取り付け、微風により生ずる電線の振動を吸収し、電線の損傷などを防止する。
   3 .
がいしの両端に設け、がいしや電線を雷の異常電圧から保護する。
   4 .
多導体に使用する間隔材で、強風による電線相互の接近・接触や負荷電流、事故電流による電磁吸引力から素線の損傷を防止する。
( 第一種 電気工事士試験 令和元年度(2019年) 一般問題 問19 )
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この過去問の解説 (3件)

17
[ 解答 3 ]
[ 解説 ]

■アークホーン:がいしの両端に設け、がいしや電線を雷の異常電圧から保護します。
 雷害対策として、他にも架空地線、埋設地線、避雷器などがあります。

「1」の記述は、アーマロッドです。
「2」の記述は、ダンパです。
    ダンパには、電線の上下振動をねじり振動に変えて振動を吸収する「トーショナルダンパ」があります。
「3」の記述は、アークホーンです。
「4」の記述は、スペーサです。

よって、3が正解となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

正解は3番です。

まずはアークホーンの役割について解説します。

アークホーンは主に碍子の両端などにつけられる角やリング状の物です。

物によってはジャバラな見た目の限流素子が付いている物もあります。

役割は雷などによる異常電圧をアーク放電させ、

碍子や電線を保護する事を目的としています

似たような役割を持つものに避雷器というものがあります。

仕組みや役割等はアークホーンと似ているのですが、

避雷器は主に施設内の電気機器の保護等を目的に設置されます。

各選択肢を確認していきます。

1、この記述は誤りです。

文の役割を持つのはアーマロッドです。

銅線というのは曲げ(金属疲労)に弱いものですから。

風などで振動する場所に金属を巻きつけ、

素線切れを防止する役割等で設置されます。

2、この記述は誤りです。

この記述はダンパの事を指します。

おもりをつけ揺れやねじれを防ぐ事で

電線を保護する目的で取り付けられます

3、この記述が正解です。

アークホーンは碍子や電線を、

異常電圧から保護する目的で設置されます。

4、この記述は誤りです。

この記述はスペーサの事を指します。

電線間に取り付けられ、

電線の接触などによる損傷を防止する目的で取り付けられます

それぞれ電線の保護という事で役割自体はとても似ていますので、

しっかり特徴を把握し間違えないように注意してください。

0
アークホーンはガイシの両端に付いている金具で、雷など異常電圧が生じた時アーク放電をさせて絶縁破壊を保護するものです。

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