第一種電気工事士の過去問 令和元年度（2019年） 一般問題 問24

[ 解答　1 ]
[ 解説 ]

人体の体温を検知して自動的に開閉するスイッチは、「1」の熱線式自動スイッチです。

自動点滅器：明るさで判断して自動的に開閉するスイッチです。
リモコンセレクタスイッチ：複数のリモコンスイッチを集合させたものです。
遅延スイッチ：スイッチを操作後、一定の時間が経つと、開閉するスイッチです。

正解は1番です。

人体の体温を検知して自動的に開閉するスイッチは、

熱線式自動スイッチと言います。

少し専門的な言い方をしていますが、

ようは人感センサー付きのスイッチという事です。

その利便性から公共施設や家庭等、

導入する施設も増えてきています。

他の選択肢も解説いたします。

2、自動点滅器は明るさを検知して動作する機器です。

街頭等に利用される事が多いです。

3、リモコンセレクタスイッチは、

主にリモコンリレーを動作させるために使用されるスイッチです。

遠隔で操作でき、

スイッチを一か所にまとめる事が出来ますので、

広い工場等で見かける事が多いでしょうか。

4、遅延スイッチ

こちらは名称から少しイメージが付くかもしれませんが、

スイッチを操作したあと少し遅れて接点を動作させるスイッチです。

主にトイレの換気扇等に用いられます。

人体の体温を検知するには、人体から発する熱線を感知するセンサーが必要です。従って「熱線式自動スイッチ」となります。
自動点滅器は明るさを感知する。リモコンセレクタスイッチは人が選択して押し釦を押すスイッチ。遅延スイッチはスイッチを切った時すぐに切れずにしばらくたってから切れるスイッチです。