問題
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シールド掘進に伴う地盤変位の原因と対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
土圧式シールドや泥水式シールドでは、切羽土圧や水圧に対してチャンバー圧が小さい場合には地盤隆起、大きい場合には地盤沈下を生じるので、切羽土圧や水圧に見合うチャンバー圧の管理を入念に行う。
2 .
テールボイド沈下と裏込め注入による隆起を防止するには、地山状態に応じて充てん性と早期強度発現性に優れた注入材を選定してシールドの掘進と同時に裏込めを行う。
3 .
シールド掘進中の蛇行修正は、地山を緩める原因となるので、周辺地山をできる限り乱さないように、ローリングやピッチングなどを少なくして蛇行を防止する。
4 .
一次覆工からの漏水は地盤沈下の原因となるため、セグメントの組立と防水工は入念に行いセグメントの継手、裏込め注入孔からの漏水を防止する。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成25年度 問44 )