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1級土木施工管理技術の過去問 平成26年度 (旧)平成25年〜27年度 問13

問題

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鋼管杭の現場溶接継手の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
溶接ワイヤの吸湿は、アークの不安定、ブローホールなどの原因となるので、よく乾燥したものを用いる必要がある。
   2 .
現場溶接継手は、所要の強度及び剛性を有するとともに、施工性にも配慮した構造とするためアーク溶接継手を原則とし、一般に半自動溶接法によるものが多い。
   3 .
現場溶接完了後の外部きずの検査は、溶接部のわれ、ピット、サイズ不足、オーバーラップ、溶け落ちなどの有害な欠陥が特に発生の多いと思われる箇所を選定して肉眼で行う。
   4 .
現場溶接は、良好な溶接環境と適切な施工管理のもとに行うとともに、品質が確認できるよう溶接条件、溶接作業、検査結果などを記録する必要がある。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問13 )
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この過去問の解説 (2件)

9
1.設問のとおりです。なお、ブローホールとは,溶接金属内で発生したガスが凝固時に大気中へ放出されず,溶接金属内に閉じ込められて生じる現象のことです。

2. 設問のとおりです。手溶接と比べると半自動溶接は、アークを発生する前に噴射し、溶接場から酸素や窒素を事前に排除します。溶接始点・終端部の欠陥が発生しにくく、溶接品質が向上します。

3. 誤りです。目視だけではなく、浸透探傷検査により行います。浸透液を表面に塗り、その後不要な浸透液をふき取ると、表面の亀裂箇所がわかるという仕組みです。

4.設問のとおりです。溶接が適切な条件で行われ、十分な品質を確保しているかの根拠として必要となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

1.適当です。

 溶接ワイヤの吸湿は本文のような原因となります。

 ちなみに「ブローホール」とは、溶接における気孔欠陥を意味し、

 溶着金属の中に球状の空洞が発生してしまうことです。

2.適当です。

 本文のとおりの溶接継手を原則とします。

3.適当ではありません。

 現場溶接完了後の外部きずの検査は、「肉眼」による「外観試験」のみでなく、

 「浸透深傷試験」(浸透性の高い液体を塗布し毛管現象や知覚現象を利用して

 傷・クラックを非破壊検査によって可視化する)により行います。

4.適当です。

 特に重要なのは「品質が確認できるよう溶接条件、溶接作業、

 検査結果などを記録する」です。 

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