問題
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海岸堤防の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
堤体の裏法勾配は、浸潤線が裏法面に浸出しないよう考慮するが、一般に堤体の円形すべりに対する安全性への考慮は必要としない。
2 .
海岸堤防の存在が自然景観を損なったり、周辺環境と調和しないといった弊害を極力防止するため、堤防の使用材料に自然石や木などの利用をはかるなどの工夫が必要である。
3 .
海上工事となる場合は、波浪、潮汐、潮流の影響を強く受け、作業時間が制限される場合もあるので、現場の施工条件に対する配慮が重要である。
4 .
強度の低い地盤に堤防を施工せざるを得ない場合には、必要に応じて押え盛土、地盤改良などを考慮する。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問37 )