問題
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薬液注入における環境保全のための管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
1 .
地下水の監視にあたっては、地下水の流向などに応じ注入箇所からおおむね10m以内に少なくとも数箇所の観測井を設けなければならないが、状況に応じ既存の井戸を利用してもよい。
2 .
地下水監視のための採水回数は、工事着手前に1回、工事中は週3回以上とし、工事終了後も定められた期間、所定の回数を採水し測定しなければならない。
3 .
公共用水域の近くで薬液注入を行うときは、あらかじめ公共用水域の状態を調査し、水質の確認が必要であり、工事に際しては薬液ならびに排水が直接流れ込むのを防止する対策が必要である。
4 .
農産物や樹木への影響としては、飛散した薬液が振りかかることによる枯死や、根の周辺に薬液が浸透し水や栄養の吸収を妨げるなどが考えられることから、プラントを囲うことや一時的に移植するなどの対策が必要である。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問49 )