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1級土木施工管理技術の過去問 平成29年度 選択問題 問17

問題

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鋼道路橋における高力ボルトの締付け作業に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
トルク法によって締め付けたトルシア形高力ボルトの場合には、各ボルト群の1/2についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行うものとする。
   2 .
ボルト軸力の導入は、ナットを回して行うのを原則とするが、やむを得ずボルトの頭を回して締め付ける場合はトルク係数値の変化を確認する。
   3 .
ボルトの締付けは、連結板の中央のボルトから順次端部ボルトに向かって行い、2度締めを行うものとする。
   4 .
曲げモーメントを主として受ける部材のフランジ部と腹板部とで、溶接と高力ボルト摩擦接合をそれぞれ用いるような場合には、溶接の完了後に高力ボルトを締め付けるのを原則とする。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 選択問題 問17 )
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この過去問の解説 (2件)

12

適当でないものは「トルク法によって締め付けたトルシア形高力ボルトの場合には、各ボルト群の1/2についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行うものとする。」です。

選択肢1. トルク法によって締め付けたトルシア形高力ボルトの場合には、各ボルト群の1/2についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行うものとする。

適当ではありません。ピンテールの切断確認とマーキングによる外観の目視検査は、全数を確認します。

選択肢2. ボルト軸力の導入は、ナットを回して行うのを原則とするが、やむを得ずボルトの頭を回して締め付ける場合はトルク係数値の変化を確認する。

問題文の通りです。トルク法は、ナットを回すトルクでボルト導入軸力を管理する方法です。やむを得ずボルトの頭を回す場合はトルク係数が変わってきますから、現場予備試験を行ってその値を確認することになります。

選択肢3. ボルトの締付けは、連結板の中央のボルトから順次端部ボルトに向かって行い、2度締めを行うものとする。

問題文の通りです。連接板の中央ボルトから順次端部ボルトへ向かって、2度締めを行いますが、予備締め後には締め忘れや共まわりを確認できるようにボルト・ナット及び座金にマーキングをします。

選択肢4. 曲げモーメントを主として受ける部材のフランジ部と腹板部とで、溶接と高力ボルト摩擦接合をそれぞれ用いるような場合には、溶接の完了後に高力ボルトを締め付けるのを原則とする。

問題文の通りです。溶接と高力ボルト摩擦接合を供用する場合には、溶接の完了後に高力ボルトを締め付けるものとします。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

1→誤りです。

締め付けたトルシア形高力ボルトは、全数外観検査とピンテールの切断確認を行います。

2→設問通りです。

ボルト軸力の導入は、ナットを回して行うことを原則とします。

やむを得ずボルトの頭を回して締め付ける時は、トルク係数値の変化を確認します。

3→設問通りです。

ボルトの締付けは、連結板の中央のボルトから開始して順次端部ボルトに向かって行います。

また、2度締めも行わなければなりません。

4→設問通りです。

溶接完了後に高力ボルトを締め付けます。

よく試験では、「溶接前に高力ボルトを締付ける」と出題されます。

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