1級土木施工管理技術の過去問 平成30年度 選択問題 問30
この過去問の解説 (3件)
道路のアスファルト舗装の「補修工法」に関する問題です。
1.適当です。
「オーバーレイ工法」について述べています。
オーバーレイには(重ねる)という意味があります。
本文の通り、既設舗装の上に「厚さ3cm以上」の加熱アスファルト混合物層を
舗設する工法です。特に「厚さ3cm以上」をおさえておいてください。
2.適当ではありません。
本文は「切削工法」について述べていますが、切削工法では
「再生用添加剤は加えません。」
路上切削機械などで路面の凸部などを切削除去し、路面の形状と
すべり抵抗性を回復させます。
3.適当です。
「薄層オーバーレイ工法」について述べています。
本文の通り、設舗装の上に、「厚さ3cm未満」の加熱アスファルト混合物を
舗設する工法です。
通常のオーバーレイ工法と区別できるようにセットでおさえておいてください。
4.適当です。
「パッチング及び段差すり付け工法」について述べられており、
本文のとおり、ポットホール、くぼみ、段差などを加熱アスファルト混合物や
常温混合物などで「応急的に充てんする」工法です。
1→設問通りです。
オーバーレイ工法は、既設舗装の上に、厚さ3cm以上の加熱アスファルト混合物層を舗設する工法です。
薄層オーバーレイ工法は、厚さ3㎝未満なので、注意しましょう。
2→誤りです。
切削工法は、路上切削機械などで路面の凸部などを切削除去しますが、
再生用添加剤は加えません。
3→設問通りです。
薄層オーバーレイ工法は、既設舗装の上に、
厚さ3cm未満の加熱アスファルト混合物を舗設する工法です。
オーバーレイ工法は、厚さ3㎝以上なので、注意しましょう。
4→設問通りです。
パッチング工法(段差すり付け工法)は、ポットホール、くぼみ、段差などを
加熱アスファルト混合物や常温混合物(レミファルト)などで応急的に充てんする工法です。
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