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1級土木施工管理技術の過去問 平成30年度 選択問題 問39

問題

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ケーソンの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
ケーソンの曳航作業は、ほとんどの場合が据付け、中詰、蓋コンクリートなどの連続した作業工程となるため、気象、海象状況を十分に検討して実施する。
   2 .
ケーソンに大廻しワイヤを回して回航する場合には、原則として二重回しとし、その取付け位置はケーソンの吃水線以下で浮心付近の高さに取り付ける。
   3 .
ケーソンの据付けは、函体が基礎マウンド上に達する直前でいったん注水を中止し、最終的なケーソン引寄せを行い、据付け位置を確認、修正を行ったうえで一気に注水着底させる。
   4 .
ケーソン据付け時の注水方法は、気象、海象の変わりやすい海上の作業を手際よく進めるために、できる限り短時間で、かつ、隔室ごとに順次満水にする。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 選択問題 問39 )
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この過去問の解説 (3件)

6
浮き上がりや傾きを防ぐ為に隔室全体を均等に注水していきます。隔室ごとに順次満水にすると浮力が発生してケーソンが安定しません。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

1→設問通りです。

ケーソンの曳航作業は、据付けから、中詰、蓋コンクリートなどの連続した

作業工程となるため、気象、海象状況、風速、風向を十分に検討して実施します。

2→設問通りです。

ケーソンに大廻しワイヤを回して回航する場合には、

原則として二重回しとして、その取付け位置はケーソンの吃水線以下で、

浮心付近の高さに取り付けます。

3→設問通りです。

ケーソンの据付けは、函体が基礎マウンド上に達する直前でいったん注水を

中止(10㎝~20㎝手前)して、最終的なケーソン引寄せを実施して、

据付け位置を確認、修正後一気に注水し着底させます。

4→誤りです。

ケーソンに注水して据付けを行う場合は、各隔室間の水位差を1.0m以内とする必要があります。

なので、隔室ごとに順次満水にしては、いけません。

1

「ケーソン」の「施工」に関する問題です。

ケーソンは、防波堤や岸壁を設ける時に使われる鉄筋コンクリート製の箱のことをさします。

1.適当です。

 ここでの曳航(えいこう)作業とは、船がケーソンにかかわる荷材などを

 引いて航行する作業のことです

 本文の通り、連続した作業工程になるので気象、海象状況を十分に検討する

 必要があります。

2.適当です。

 ケーソンに大廻しワイヤを回して回航する場合について述べており、

 ①原則として二重回し、

 ②取付位置は、ケーソンの吃水線(きっすいせん)以下で浮心付近の高さ

 です。

 ちなみに吃水線とは、ここではケーソンが水面と交わっている線となります。

3.適当です。

 ケーソンの据え付けの手順に関して述べており、本文の通りです。

 本文そのものをおさえておきましょう。

4.適当ではありません。

 ケーソンの据え付け時の注水方法について述べていますが、ここで大事なのは

 浮き上がりや傾きを防ぐような注水を行わなければならないことです。

 本文のように隔室ごとに順次満水だと、浮力がかたよって発生し

 不安定になるので、正解は「隔室全体」を「均等に注水していく」となります。 

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