過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第一種衛生管理者の過去問 平成27年4月公表 関係法令(有害業務に係るもの) 問6

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。
   1 .
作業場所に設けた局所排気装置について、外付け式フードの場合は0.4m/sの制御風速を出し得る能力を有するものにする。
   2 .
有機溶剤等の区分の色分けによる表示を黄色で行う。
   3 .
作業場における空気中の有機溶剤の濃度を、6か月以内ごとに1回、定期に測定し、その測定結果等の記録を3年間保存する。
   4 .
作業に常時従事する労働者に対し、6か月以内ごとに1回、定期に、特別の項目について医師による健康診断を行い、その結果に基づき作成した有機溶剤等健康診断個人票を5年間保存する。
   5 .
作業場所に設けたプッシュプル型換気装置について、原則として、1年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行い、その検査の結果等の記録を3年間保存する。
( 第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 関係法令(有害業務に係るもの) 問6 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (4件)

210
(局所排気装置の性能)
 局所排気装置は、次の表の上欄に掲げる型式に応じて、それぞれ以下の制御風速を出し得る能力を有するものでなければなりません。

囲い式フード     0.4(メートル/秒)
外付け式フード 側方吸引型 0.5(メートル/秒)
外付け式フード 下方吸引型 0.5(メートル/秒)
外付け式フード 上方吸引型 1.0(メートル/秒)

(有機溶剤等の区分の表示)

 屋内作業における有機溶剤の色分け区分は以下のようになります。
①第一種有機溶剤等 赤
②第二種有機溶剤等 黄
③第三種有機溶剤等 青

(作業場の測定)

 業務を行う屋内作業場について、六月以内ごとに一回、定期に、当該有機溶剤の濃度を測定しなければなりません。その記録を3年間保存しなければなりません。

(健康診断について)

 事業者は、有機溶剤業務に常時従事する労働者に対し、雇入れの際、当該業務ヘの配置替えの際及びその後六月以内ごとに一回、定期に医師による健康診断を行わなければなりません。

 事業者は、健康診断の結果に基づき、有機溶剤等健康診断個人票を作成し、これを五年間保存しなければなりません。

(プッシュプル排気装置の定期自主検査)
 プッシュプル型換気装置は原則として、1年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行い、その検査の結果等の記録を3年間保存することが定められています。

 では問題をみてみましょう。

1.誤りです。0.4m/sは囲い込みフードの場合です。

2.正しいです。第二種有機溶剤の色分け区分は黄色です。

3.正しいです。

4.正しいです。

5.正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
53
関係法令の有機溶剤中毒予防規則からの問題です。
 1は、有機則16条により、局所排気装置の囲い式フードの制御速度は0.4(m/秒)としなければならない。とあります。問題では、外付け式フードとある為、誤りです。
 2は、有機溶剤の色別区分についてです。
 第一種有機溶剤等は赤。
 第二種有機溶剤等は黄。
 第三種有機溶剤等は青。
 そのため、正しいです。
 3は、作業環境測定についてです。
 第一種及び第二種有機溶剤業務では、六月以内ごとに一回空気中の有機溶剤濃度の測定を行い、記録を三年間保存する。とあるので、正しいです。
 4は、特殊健康診断(有機溶剤等健診)についてです。
有機溶剤業務(第三種はタンク内部の業務に限る)の作業従事者に対し、6月以内ごとに一回、定期に特殊健康診断を行う。
実施結果は、労基署長あてに遅滞なく報告し、また個人票を作成し五年間保存しなければならない。とあるので、正しいです。
 5は、定期自主検査についてです。
局所排気装置、プッシュプル型換気装置を対象に実施します。一年以内ごとに一回定期自主検査を行い、その記録を三年間保存する。とあるので、正しいです。
よって、1が正解です。

40
1は「有機溶剤中毒予防規則 第十六条」で外付けフードの制御風速が定められていますが、「0.4m/s」ではなく下方吸引型で「0.5m/s」、上方吸引型で「1.0m/s」なので、誤りです。

2の「区分の色分け」は、「有機溶剤中毒予防規則 第二十五条」で「第一種有機溶剤等 赤」、「第二種有機溶剤等 黄」、「第三種有機溶剤等 青」と定められていますので、正しいです。

3の「有機溶剤の濃度測定」は、「有機溶剤中毒予防規則 第二十八条」に定められています。正しいです。

4の「健康診断」については、「有機溶剤中毒予防規則 第二十九条」に定められています。正しいです。

5の「プッシュプル型換気装置の定期自主検査」については、有機溶剤中毒予防規則 第二十条および第二十一条」に「一年以内ごとに一回」、「3年間保存」と定められています。正しいです。

よって、1が正解です。

28
1.×
0.4m/sは「囲い込みフード」の場合で、「外付け式フード」は誤りです。

2.○

3.○

4.○

5.○

よって1が正解です。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第一種衛生管理者 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。