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第一種衛生管理者の過去問 平成27年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問12

問題

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粉じん ( ヒュームを含む。) による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。
   2 .
鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸 ( SiO 2 ) は、石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。
   3 .
じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。
   4 .
溶接工肺は、溶接に際して発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。
   5 .
炭素を含む粉じんもじん肺を起こすことがある。
( 第一種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問12 )
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この過去問の解説 (3件)

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労働衛生の有害化学物質と職業性疾病からの問題です。

 2の鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、けい肺の原因となります。肺で線維増殖性変化を起こし、毒性が強く、金属鉱業や坑内作業、鉱物業における砂型作業、石材加工業、硝子工業などでみられます。

 石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を起こすのは石綿肺で、石綿(クロシドライド、アモサイト)が原因物質です。

よって、2が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は、2.が誤りです。

1.〇 「じん肺」は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病です。

2.× 「鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸」は、「けい肺」を起こします。
つまり「けい酸」は「けい肺」を起こします。

3.〇 「じん肺」は、肺結核・続発性気管支炎・続発性気胸・原発性肺がんなどを合併することがあります。

4.〇 「溶接工肺」は、溶接で発生する酸化鉄ヒュームばく露によるじん肺です。

5.〇 炭素を含む粉じんも、「じん肺」を起こすことがあります。

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じん肺とは、粉塵を吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病のこと。
2の遊離けい酸を吸入することで「けい肺」になる原因に。けい肺はガン(悪性腫瘍)にはなりません。よって2が正解。
けい肺は肺結核や肺機能障害が起こる原因となるが中皮腫などガンにはならないことを覚えておきましょう。石綿などを吸入して発症する石綿肺はガンになります。

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