第一種衛生管理者の過去問 平成28年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問30
この過去問の解説 (4件)
疾病休業日数率=疾病休業延日数/在籍労働者の延所定労働日数×100
=240/14400×100=1.666…=1.67
病休件数千人率=疾病休業件数/在籍労働者数×1000
=23/60×1000=383
正解:疾病休業日数率 1.67、病休件数年千人率 383
疾病休業の統計は、労働衛生活動を評価する重要な指標となります。
疾病休業日数率=240日〈疾病休業延日数〉/14,400日〈在籍労働者の延所定労働日数〉×100となります。
計算後、1.67となりました。
病休件数年千人率=23件〈疾病休業件数〉/60人〈在籍労働者数〉×1,000となります。
計算後、383となりました。
以上から正解肢は、「疾病休業日数率 1.67、病休件数年千人率 383」となります。
「疾病休業日数率」も「病休件数年千人率」も傷病休業統計に必要な値です。
傷病休業統計とは衛生管理の基礎的資料を作り、衛生教育に活用することを目的とします。
疾病休業日数率=統計対象期間の疾病休業延べ日数÷統計対象期間の在籍労働者の年間の所定労働日数×100
このことより、240÷14,400×100=1.67
病休件数年千人率=年間の傷病休業件数÷在籍労働者数×1000
このことより、23÷60×1000=383
以上のことより、「疾病休業日数率 1.67、病休件数年千人率 383」が正解となります。
正解は「疾病休業日数率 1.67、病休件数年千人率 383」です。
■疾病休業日数率=疾病による休業日数÷延べ労働日数×100
…疾病により休業した日数の割合(%)
■病休件数年千人率=病休件数÷労働者数×1000
…労働者1000人あたりの病休件数
計算すると、
疾病休業日数率=240/14400×100≒1.67
病休件数年千人率=23/60×1000≒383
となります。
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