第一種衛生管理者の過去問 令和2年4月公表 労働衛生（有害業務に係るもの） 問12

１：×
塩素の常温・常圧（25°C、1気圧）の空気中での状態はガスです。
よって、誤った選択肢です。

２：×
ジクロロベンジジンの常温・常圧（25℃、1気圧）の空気中での状態は粉じんで固体です。
よって、誤った選択肢です。

３：×
アンモニアの常温・常圧（25°C、1気圧）の空気中での状態はガスです。
よって、誤った選択肢です。

４：×
クロム酸の常温・常圧（25°C、1気圧）の空気中での状態はミストです。
よって、誤った選択肢です。

５：○
アセトンの常温・常圧（25°C、1気圧）の空気中での状態は蒸気です。
よって、正しい選択肢です。

正解5
常温・常圧の空気中で蒸気として存在するものは主に以下のようなものがあります。
・アセトン
・フェノール
・水銀
・硫酸ジメチル
・トルエン

以上から正解は5になります。

1×
塩素は同条件下ではガスとして存在します。

2×
ジクロルベンジジンは、同条件下では粉じんとして存在します。

3×
アンモニアは同条件下ではガスとして存在します。

4×
クロム酸は同条件下ではミストとして存在します。

有害化学物質の常温、大気圧での状態は何かという問題です。
固体（ヒューム、粉塵）、液体（ミスト）、気体（蒸気、ガス）に分類されます。

正解は、５　です。
他に、水銀や塩素化ビフェニル等が、蒸気に該当します。

１．塩素は、２５℃　１気圧では、気体でガスの状態です。

２．ジクロロベンジジンは、２５℃　１気圧では、固体で粉塵の状態です。

３．アンモニアは、２５℃　１気圧では、気体でガスの状態です。

４．クロム酸は、２５℃　１気圧では、液体の状態でミストです。

５．アセトンは、２５℃　１気圧では、気体の状態で蒸気です。