第一種衛生管理者の過去問 令和2年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問18
この過去問の解説 (3件)
正解は「管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。」です。
○
説明文の通りです。
正しい選択肢です。
×
原材料を反応槽へ投入する場合など、間欠的に大量の有害物質の発散を伴う作業における最高濃度を知るために行う測定は、B測定です。
よって、誤った選択肢です。
×
単位作業場所における気中有害物質濃度の平均的な分布を知るために行う測定は、A測定です。
よって、誤った選択肢です。
×
単位作業場所が第一管理区分になるのは、A測定の第一評価値及びB測定の測定値がいずれも管理濃度に満たない場合です。
A測定の第二評価値ではありません。
よって、誤った選択肢です。
×
A測定の結果に関係なく第三管理区分となるのは、B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている場合です。
よって、誤った選択肢です。
正解「管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。」
◯
管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標です。
×
誤りです。A測定は、単位作業場所における気中有害物質濃度の平均的な分布を知るために行う測定のことです。
×
誤りです。B測定は、原材料を反応槽へ投入する場合など、間欠的に大量の有害物質の発散を伴う作業における気中有害物質の最高濃度を知るために行う測定のことです。
×
作業環境測定の結果から、第一から第三の管理区分にわけられます。
第一管理区分とは、作業環境管理が適切である場合です。問題文のように、A測定の第二評価及びB測定のいずれも満たさない場合は、第三区分になります。
×
B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超える単位作業場所は、A測定の結果に関係なく第三管理区分になります。
正解は「管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。」です。
正解です。
管理濃度とは、作業場所の作業環境管理の良否を判断する際の管理区分を決定する為の指標です。
誤りです。
A測定とは、作業場所全体の有害物質の平均的な空気中濃度を把握する事を目的とします。
問題文は、B測定の説明です。
誤りです。
B測定とは、発生源に近接した場所における最高濃度を知る事を目的としています。
問題文は、A測定の説明です。
誤りです。
第1管理区分とは、A測定だけの場合、単位作業場所の95%の場所で空気中の有害物質濃度が、
管理濃度に満たない状態である事をいいます。
A測定とB測定する場合は、両方の測定結果が管理濃度に満たない状態である事をいいます。
誤りです。
B測定が、管理濃度以上の場合は、A測定の結果により、第2か第3区分に評価されます。
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