第一種衛生管理者の過去問 令和2年10月公表 労働衛生（有害業務に係るもの） 問13

正解4
常温・常圧の空気中で蒸気として存在するものは主に以下のようなものがあります。
・アセトン
・フェノール
・水銀
・硫酸ジメチル
・トルエン
・二硫化炭素
・アクリロニトリル

1◯
ホルムアルデヒドは同条件下ではガスとして存在します。

2◯
塩化ビニルは同条件下ではガスとして存在します。

3◯
二硫化炭素は同条件下では蒸気として存在します。

4×
二酸化硫黄は同条件下ではガスとして存在します。

5.◯
アクリロニトリルは同条件下では蒸気として存在します。

１：○
２：○
３：○
４：×
５：○

誤った選択肢は4です。
二酸化硫黄の常温・常圧（ 25℃、1気圧 ）の空気中における状態はガスです。
その他は正しい組合せです。

正解は、４　です。

１．正しいです。
ホルムアルデヒドは、常温常圧でガスとして存在します。因みに、融点：-92℃、沸点：－19.3℃です。

２．正しいです。
塩化ビニル（クロロエチレン）は、常温常圧でガスとして存在します。因みに、融点：-154℃、沸点：－13℃です。

３．正しいです。
二硫化炭素は、常温常圧で蒸気として存在します。因みに、融点：-110.8℃、沸点：46.3℃です。

４．誤りです。
二酸化硫黄は、常温常圧でガスとして存在します。因みに、融点：-72.4℃、沸点：-10℃です。

５．正しいです。
アクリロニトリルは、常温常圧で蒸気として存在します。因みに、融点：-84℃、沸点：77℃です。