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一級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問119

問題

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[ 設定等 ]
天井の耐震改修工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
既存建築物の特定天井に該当する既存の天井を耐震化する必要があったが、天井下地の補強が困難であったため、既存の天井が破損しても落下しないようにネット張りにてその対策を行った。
   2 .
宴会場に新設する天井について、床からの高さが10mでその天井水平投影面積が600m2であったが、天井( 天井面構成部材等 )を単位面積質量が1.5kg/m2の膜天井とし、特定天井としなかった。
   3 .
仕様ルートの適用による検証を行った特定天井においては、天井面構成部材と壁及び柱との隙間を6cm以上とした。
   4 .
音楽堂のホワイエに新設する天井について、床からの高さが8mでその水平投影面積が400m2、天井( 天井面構成部材等 )の単位面積質量が10kg/m2であったが、ホワイエが避難階にあり非常口が隣接するための緩和措置を適用し、特定天井としなかった。
( 一級建築士試験 平成27年(2015年) 学科5(施工) 問119 )
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この過去問の解説 (3件)

14
[特定天井]
脱落によって重大な危害を生ずるおそれがあるものとして下記全てを満たすもの
 ・高さ6m超
 ・面積200㎡超
 ・質量2㎏/㎡超
 ・吊天井
 ・居室、廊下、その他人が日常利用する場所に設けられるもの
(令39条三号、告示771号)

1. 設問の通り
 既存の天井は落下防止策として、次の処置をする必要があります。
 ・落下しないような措置
 ・ネットの設置
 ・天井をワイヤー等で吊る
 
2.設問の通り

3.設問の通り
 天井面構成部材と壁、柱その他の部分との間に、6㎝以上の隙間を設けるこ
 と、と定められています。

4.誤り
 特定天井に緩和処置はありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
1.[正]
下地の補強が困難な既存建築物の特定天井は落下防止措置としてネットの設置や天井をワイヤー等で吊る等を行います。
2.[正]
特定天井は高さ6m、面積200m2、質量2kg/m2を超える吊り天井で人が日常利用する場所に設置されている天井です。
設問では質量が1.5kg/m2で吊材を使用しない膜天井ですので特定天井には該当しません。
3.[正]
仕様ルートの適用による特定天井は天井と壁等の間に衝突防止の為6cm以上のクリアランスを設ける必要があります。
4.[誤]
特定天井に該当する場合、緩和措置はありません。
従って誤りです。

1
1.設問通り、適当です。
2.設問通り、適当です。
3.設問通り、適当です。
4.誤りです。
その居室が避難階にあるからといって、天井の落下の危険があることに変わりはありません。新築建築物の特定天井には、緩和措置はありません。

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