問題
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鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
高力ボルト接合となる梁の継手部分に、F10Tの代わりにF14T級の超高力ボルト( 遅れ破壊の主原因となる水素に対する抵抗力を高めた高力ボルト )を用いることで、ボルト本数を減らし、スプライスプレートを小さくした。
2 .
高力ボルト摩擦接合の二面せん断の短期許容せん断応力度を、高力ボルトの基準張力T。( 単位N/mm2 )とした。
3 .
露出形式柱脚において、ベースプレートの変形を抑えるために、ベースプレートの厚さをアンカーボルトの径の1.3倍とした。
4 .
埋込形式柱脚において、鉄骨柱の応力は、コンクリートに埋め込まれた部分の上部と下部の支圧により、基礎に伝達する設計とした。
( 一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(構造) 問86 )