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一級建築士の過去問 平成29年(2017年) 学科2(環境・設備) 問25

問題

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火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
自然排煙方式の排煙の効率は、給気経路によらず、排気を行う開口部の位置及び面積で決まる。
   2 .
吸引型の機械排煙方式は、発生した煙を外部に排出するとともに、煙が発生した室を減圧することにより、他の空間への煙の拡散防止にも有効である。
   3 .
高層建築物の階段室に対する加圧防煙システムは、階段室への煙の流入防止とともに、階段室における煙突効果による煙の拡散防止にも有効である。
   4 .
第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。
( 一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科2(環境・設備) 問25 )
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この過去問の解説 (3件)

12
1. 誤り
  自然排煙方式は、天井付近に設けた窓や開口部から、自然に煙を排出する
  方式です。排煙口の位置及び面積だけでなく、給気口の位置、面積も排煙
  効率に影響があります。よって設問の記述は誤りです。

2. 設問の通り
  機械で煙を吸引して排煙することで、室内が負圧になり、他の空間への煙
  の流出を防ぐことができます。

3. 設問の通り

4. 設問の通り
  第二種排煙は、 機械で外気を給気することで、室内を正圧にし、自然排煙
  口から煙を押し出す排煙方法です。 排煙口以外の隙間からの漏れ量も考慮
  し、排煙量よりも多い給気量を確保します。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
1.誤り
火災時の煙には圧力が生じる。この圧力を利用し排煙が行われるケースもある。このようなことからも吸気経路は排煙効率に影響を及ぼす。

2.正しい

3.正しい
階段室に煙が入ると煙突効果で上層階へ煙を運ぶ恐れがあるので、そもそも加圧し階段室に煙が流入しないようにすることは有効である。

4.正しい
吸気量は排煙量+他所へ逃げてしまう空気も考慮し排気量よりも多くする。

7
1.誤りです。
自然排煙方式の排煙の効率は、排気を行う開口部の位置及び面積も関係しますが、排気口、給気口の位置や高低差にも大きく影響されます。

2.設問の通りです。
吸引型の機械排煙方式は発生した煙を外部に排出するとともに、煙が発生した室の空気を機械排気するため室内が減圧され、他の空間への煙の拡散防止にも有効です。

3.設問の通りです。

4.設問の通りです。
第二種排煙は、機械排煙方式であり室内を正圧に保つため、排煙量よりも多い給気量が必要となります。

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