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一級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科2(環境・設備) 問30

問題

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吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
吸音率は、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギー」の割合である。
   2 .
背後空気層をもつ板振動型吸音機構において、空気層部分にグラスウールを挿入した場合、高周波数域での吸音効果についてはあまり期待できない。
   3 .
音の反射性が高い面で構成された室に吸音材料を設置すると、壁を隔てた隣室で音を放射したときの2室の室間音圧レベル差(2室間の遮音性能)は大きくなる。
   4 .
空調用のダクト内の音の伝搬においては、音の強さの減衰が小さいことから、一般に、ダクト内に吸音材を貼る等の遮音上の対策が行われる。
( 一級建築士試験 平成30年(2018年) 学科2(環境・設備) 問30 )
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この過去問の解説 (3件)

11
1.壁の吸音率(α)は、
壁に入射する音:入射音(Ei)
壁に吸収される音:吸収音(Ea)
壁を透過する音:透過音(Et)
壁に反射される音:反射音(Er)
とすると、
 α=(Ea+Et)/Ei の割合となります。
よって設問には、透過する音が含まれていないため、不適当となります。
2.設問通りです。
3.設問通りです。
4.設問通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
1. 誤り。吸音率は、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギー」と「壁を透過する音のエネルギー」の割合です。
2. 正しい。設問の通りです。
3. 正しい。設問の通りです。
4. 正しい。設問の通りです。

5

この問題は、吸音・遮音に関する問題です。

音のエネルギーや遮音については、図を書いて考えるとわかりやすいです。

選択肢1. 吸音率は、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギー」の割合である。

誤りです。

吸音率とは、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギーと壁を透過する音のエネルギーとの和」の割合で表されます。

選択肢2. 背後空気層をもつ板振動型吸音機構において、空気層部分にグラスウールを挿入した場合、高周波数域での吸音効果についてはあまり期待できない。

正しいです。

空気層部分にグラスウールを入れる場合、中高音域の吸音効果はあまり期待できません。

選択肢3. 音の反射性が高い面で構成された室に吸音材料を設置すると、壁を隔てた隣室で音を放射したときの2室の室間音圧レベル差(2室間の遮音性能)は大きくなる。

正しいです。

音の反射性が高い面で構成された室に吸音材料を設置すると、受音室の音圧レベルは低下し、2室の室間音圧レベルの差は大きくなります。(遮音性が向上)

選択肢4. 空調用のダクト内の音の伝搬においては、音の強さの減衰が小さいことから、一般に、ダクト内に吸音材を貼る等の遮音上の対策が行われる。

正しいです。

空調用ダクト内の音の伝搬を防止するため、ダクト内面に吸音材を貼る等の遮音上の対策が行われます。

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