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一級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問13

問題

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日本における住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
四間取は、土間を除く床上部分を田の字型に4室構成とする、伝統的な農家の平面形式の一つである。
   2 .
公営住宅標準設計51C型は、住生活の多様化に対応するため、食事室と台所とを分離した計画である。
   3 .
テラスハウスは、区画された専用庭をもつ住戸を、境界壁を介して連続させた接地型の低層集合住宅である。
   4 .
コーポラティブハウスは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、建築物の設計、工事発注等を行って住宅を取得し、管理していく方式である。
( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科1(計画) 問13 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は2です。

1.伝統的な農家の間取りは「三間取り」「四間取り」とあります。「三間取り」は部屋が居間と客間、寝間の三室で構成されています。「四間取り」は三間取りの居間を二つに分けたような間取りです。これらの形式には廊下がありません。

2.設問の記述は、誤りです。
公営住宅標準設計51C型は、初めてダイニング・キッチンが使用されました。食寝分離(食事と就寝を分ける)・就寝分離(親と子の部屋を分ける)がされています。

3.テラスハウスは専用庭をもつ低層集合住宅です。日照、通風、プライバシーの条件がよいです。

4.コーポラティブハウスは自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、企画・計画から建設・管理まで行う協同組合運営方式の集合住宅です。建築作品として、ユーコート(京都府)、Mポート(熊本県)などが有名です。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
正解は2です。

1:設問通りです。
室の部分が居間、寝間、座敷の3室で構成されたものを三間取と呼び、これに1室加わったものを四間取と呼びます。

2:事室と台所とを分離した、が誤りです。
公営住宅標準設計51C型は、1951年の公営住宅の標準設計の一つでこの時ダイニング・キッチンの考えが初めて登場しました。食事室と台所を一体とし、食事室と寝室を分離した食寝分離の計画です。

3:設問通りです。
日本では長屋がこの様式に近く、1958年に建設された分譲住宅で東京にある公団阿佐ヶ谷住宅が有名でです。

4:設問通りです。
コーポラティブハウスは、都市再生の1つの手段として活用されています。住戸計画に各自の要望を反映できますが、建設までの期間が長くかかる場合が多いです。

4

この問題は、日本の住宅計画に関する問題です。

日本の住宅は、伝統的な間取りや計画が特徴的であり、現在までの住宅の移り変わりをしっかり理解する必要があります。

選択肢1. 四間取は、土間を除く床上部分を田の字型に4室構成とする、伝統的な農家の平面形式の一つである。

正しいです。

四間取とは、「居間」「客間」「寝間」で構成される三間取りの「居間」を二つに分け、田の字型に4室を配置する日本家屋の伝統的な平面形式です。

選択肢2. 公営住宅標準設計51C型は、住生活の多様化に対応するため、食事室と台所とを分離した計画である。

誤りです。

公営住宅標準設計51C型は、初めてダイニングキッチン(DK)型が作られた形式で、食事室と寝室を分離する「食寝分離」の住宅様式に影響を与えました。

選択肢3. テラスハウスは、区画された専用庭をもつ住戸を、境界壁を介して連続させた接地型の低層集合住宅である。

正しいです。

テラスハウスとは、専用庭をもつ住戸を、境界壁を介して連続させた接地型の低層集合住宅です。

選択肢4. コーポラティブハウスは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、建築物の設計、工事発注等を行って住宅を取得し、管理していく方式である。

正しいです。

コーポラティブハウスとは、自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、建築物の設計、工事発注等を行って住宅を取得し、管理していく方式の集合住宅です。

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