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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 土木 問8

問題

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コンクリートの打込みと締固めに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
コンクリート打込み中にコンクリート表面に集まったブリーディング水は、仕上げを容易にするために、そのまま残しておく。
   2 .
型枠内面には、コンクリート硬化後に型枠をはがしやすくするため、はく離剤を塗布しておく。
   3 .
棒状バイブレータは、コンクリートに穴を残さないように、ゆっくりと引き抜く。
   4 .
再振動を行う場合には、コンクリートの締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期に行う。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

56
この問題の解説

正解は 1 です。

ブリーディング水はコンクリート強度低下に起因するので取り除くことが原則です。

2.=剥離剤を塗布しておくと脱型が容易となります。

3.=棒状バイブレータを抜く際はゆっくり穴を残さないように行うことで十分な締固めができます。

4.=締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期に行う。

付箋メモを残すことが出来ます。
49

コンクリートの打込みと締固めに関する問題です。

選択肢1. コンクリート打込み中にコンクリート表面に集まったブリーディング水は、仕上げを容易にするために、そのまま残しておく。

適当ではありません。

コンクリートの打設中に表面に発生するブリーディング水や沈殿物質であるレイタンスは、ひしゃくやスポンジなどを用いてその都度速やかに取り除きます。

そのままにしたり、ワイパーなどで表面を撫でつけて流したりはしてはいけません。

選択肢2. 型枠内面には、コンクリート硬化後に型枠をはがしやすくするため、はく離剤を塗布しておく。

適当です。

コンクリートの打設の前の準備として、型枠にひびやずれなどが無いか検査し、内部のゴミなどを清掃しておきます。

付着防止及び取り外しを容易にするために型枠内部にはく離剤を塗布し、打設中は常に監視し、型枠の破損や変形が生じていないか注意します。

選択肢3. 棒状バイブレータは、コンクリートに穴を残さないように、ゆっくりと引き抜く。

適当です。

コンクリートは振動機で締め固めると気泡と水分が表面に抜けて行くために流動性が少しずつ失われていきます。

その状態で棒状バイブレータを挿入している場合、素早く引き抜くと穴が塞がりにくくなり、内部に大きな間げきを残して凝固してしまい強度に影響を及ぼすので、なるべくゆっくり引き抜き内部に間げきを残さないようにします。

選択肢4. 再振動を行う場合には、コンクリートの締固めが可能な範囲でできるだけ遅い時期に行う。

適当です。

コンクリートは打設終了後、しばらく時間を置いてから再振動させる事により、強度や密度が高まりさらなる耐久性を得られるようになります。

最初の打設から約3時間後に再振動させ締め固め、ブリーディング現象で発生した水をさらに排除させ、鉄筋や骨材との密着を促進します。

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正解は「1」です。
打設中における、ブリーディング(セメント及び骨材の沈下に伴い表面にうかび出た水)や、
レイタンス(ブリーディングに伴いコンクリート表面にうかび出た物質)は、取り除きます。

2.
コンクリートと型枠の固着を防止するために、剥離剤を使用します。

3.
振動機の引き抜きは、後に穴が残らないよう徐々に行います。

4.
再振動を行う場合には、コンクリートの締固めが可能な範囲でできる限り遅いタイミングが効果的です。

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