問題
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鋼材の腐食に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
1 .
電気化学的反応に基づいて進行する鉄の腐食反応は、アノード反応とカソード反応が必ず等量で進行し、片方の反応が抑制されると他方の反応も抑制される。
2 .
湿食は、高温状態において水と酸素の存在下で生じる腐食で、鉄がイオン化して水の中に溶解する電気化学的反応である。
3 .
乾食は、高温状態で環境中の物質と反応して生じる酸化物生成反応で、圧延時鋼材表面にミルスケール(黒皮)層が生成する現象などがあり、腐食の進行速度は非常に速い。
4 .
鉄の腐食反応では、鉄が溶出するアノード反応が生じるためには酸素と鉄の接触が必要であり、カソード反応の進行には水と酸素が必要である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 鋼構造物塗装 問63 )