問題
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塗替え塗装の乾燥塗膜厚の測定に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
素地調整程度が1種の場合には、新設塗装の乾燥塗膜厚の評価のうち、ロットの塗膜厚平均値、測定値の最小値、測定値の分布の標準偏差値の管理基準値を適用する。
2 .
素地調整程度が2種、3種C、4種の場合には、新設塗装の乾燥塗膜厚の評価のうち、ロットの塗膜厚平均値、測定値の最小値の規定が適用され、素地調整程度が2種においては、塗膜厚平均値を塗替え塗装分の測定値の分布の標準偏差の100%以上とする。
3 .
素地調整程度が3種A、3種Bの場合には、新設塗装の乾燥途膜厚の評価に示す管理基準値を適用することはできないが、鋼材面露出部では十分な塗膜厚が必要であるので、測定値の最小値を新設塗装の場合より10%大きくし、塗替え塗装分の目標塗膜厚合計値の80%以上とする。
4 .
素地調整を動力工具や手工具で行った面は、塗膜残存部、鋼材面露出部とも素地調整の仕上がり状態が部分によって異なり、塗膜残存部でも下塗り塗膜だけ残った部分と上塗りまで残った部分とでは残存塗膜厚が大きく異なる。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 鋼構造物塗装 問85 )