問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
土留め壁を用いて掘削を行う場合の掘削底面の安定に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
ヒービングとは、軟らかい粘性土地盤を掘削する場合に、掘削底面下の土の強度不足から掘削底面が隆起し、土留め壁の背面地盤で大きな地表面沈下が生じる現象をいう。
2 .
盤ぶくれ対策としては、ディープウェル工法を用いて被圧水頭を低下させる方法、掘削側の土かぶり荷重を減少させる方法がある。
3 .
ヒービングの防止策としては、土留め壁の根入れ長と剛性を増す方法、土の非排水せん断強さを増す方法、土留め壁の背面地盤を盤下げして、ヒービング起動力を減少させる方法などがある。
4 .
盤ぶくれとは、粘性土などの難透水性地盤の下に被圧帯水層がある地盤を掘削する場合に、被圧地下水によって掘削底面が膨れ上がる現象をいう。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 薬液注入 問90 )