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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 薬液注入 問99

問題

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薬液注入の注入圧力に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
注入圧力が極端に低い場合の原因としては、設計時に想定した地盤と実地盤構成との相違、注入材の配合、品質に起因する注入材の逸走などが考えられる。
   2 .
地盤隆起が発生した場合は、注入速度を速くし、高い圧力で施工するなどの対策が必要である。
   3 .
注入圧力は、原則として土かぶり圧、間隙水圧、近接構造物などの条件によって許容される最大圧力以下でなければならない。
   4 .
注入圧力が極端に高い場合の原因としては、注入速度が速く、ゲルタイムが短すぎるなどの注入仕様の問題が考えられる。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 薬液注入 問99 )
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この過去問の解説 (3件)

4

注入圧力が極端に低い場合には、計画通りの施工ができていないので、作業を止め対策を取る必要があります。
2〇
地盤隆起が発生した場合には、注入速度を低くして調整します。

注入圧力は、近接構造物に影響を与えない圧力に設定るなど現場によりざまざまな条件が発生します。

注入圧力が極端に高い場合は、注入材が所定の範囲まで行き届いていない可能性があるので、対策を取る必要があります。

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3
1)適当です。
注入圧力が低い原因は、地盤の性質が想定外なために注入速度を上げると割裂が発生し圧力が減少する、注入材の品質によりゲルタイムが短いために注入管の中で硬化してしまうなどがあります。

2)適当ではありません。
注入圧力が大きくなると地盤隆起が発生しやすくなり、周辺の構造物や埋蔵物に影響が出るおそれがあります。
この場合は注入速度を遅くし、圧力も抑えて施工する必要があります。

3)適当です。
注入圧力は地盤の形状や注入速度、材料などにより影響の度合いが変わるので、すべての圧力は周辺構造物や埋設物に影響を与えないように最大圧力より抑えることが定められています。

4)適当です。
ゲルタイムが短すぎると、注入材の粘度が上昇または固結強度が高くなります。そのため注入時はステップごとに注入量が低下するとともに注入圧力が高くなります。
注入速度を遅くするために遅延剤を使用し、ゲルタイムを延長することで最終注入まで圧力を抑えられます。

-1
1)間違いです。
上記の通りです。
2)正解です。
地盤隆起が発生した場合は低い圧力で浸透させる低圧浸透注入で行う。
3)間違いです。
上記の通り、最大圧力以下で注入する。
4)間違いです。
上記の通り、注入速度が速く、ゲルタイムが短いなどが考えられる。

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