2級土木施工管理技術の過去問 平成30年度（後期） 土木 問14

1×
凍害を防止するにはAE剤や減水剤を使うことで、ワーカビリティ―と凍結融解作用に対する抵抗性と水密性を改善させます。
2×
塩害は、コンクリート中に浸入した塩化物イオンが鉄筋の腐食を引き起こす現象です。
3〇
反応性骨材の劣化機構は、アルカリ骨材反応です。中性化の要因は、主に二酸化炭素となっています。
4×
繰返し荷重は、時間とともに変動する荷重のことです。

正解は３です。

１．→ 適当です。凍害の要因は凍結融解作用によるものです。
２．→ 適当です。塩害の要因は塩化物イオンによるものです。
３．→ 適当ではありません。中性化の要因は空気中の二酸化炭素によるもので、反応性骨材が劣化要因になる劣化機構はアルカリ骨材反応です。
４．→ 適当です。はりの疲労の要因は繰返し荷重によるものです。

正解は　3　です。
反応性骨材による劣化機構はアルカリ骨材反応です。

その他の選択肢は下記の通りです。

1.凍害の要因は凍結融解作用によるものです。

2.塩害の要因は塩化物イオンによるものです。

4.はりの疲労の要因は繰返し荷重によるものです。