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2級土木施工管理技術の過去問 平成30年度(後期) 鋼構造物塗装 問65

問題

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鋼橋の防食方法に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
   1 .
耐食性材料の使用による防食は、腐食速度を低下させる化合物を添加して改質した耐食性を有する材料を使用する方法である。
   2 .
電気防食は、鋼材に電流を流して表面の電位差を大きくして腐食電流の回路を形成させない方法である。
   3 .
被覆による防食は、鋼材を腐食の原因となる水や酸素から遮断することによって腐食を防止する方法である。
   4 .
環境改善による防食は、鋼材周辺から腐食因子を排除して鋼材を腐食しにくい環境下に置くもので、除湿によって強制的に湿度を一定値以上に保つ方法などがある。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(後期) 鋼構造物塗装 問65 )
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この過去問の解説 (3件)

5

腐食速度を低下させる化合物を添加して改良した耐食性を持つ材料を使用する方法は耐候性鋼鋼材の使用です。

電気防食は表面の電位差を小さくして腐食電流の回路を形成させない方法です。
3〇
被覆による防食は、一般的で多くの現場で使われています。

環境改善による防食は、構造を改善することで水を排除したり除湿で湿度を低下させることなので、強制的ではないです。

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2
1)適当ではありません
耐食性材料は腐食の要因となる物質に対し浸食されにくい特性を保持した金属の材料です。
主にステンレス鋼や耐候性鋼、耐海水鋼などが使われ、構造物の腐食による損傷と原状回復の管理コストを抑え安全性、機械性と経済性を両立させるために採用されます。

2)適当ではありません
電気防食は、構造物の表面付近に電極を設置し鋼材へ電流を流すことにより腐食電流の動きをを抑制する方法です。
鋼材の腐食は表面にて電位差により電子が内部を自由に動けるようになるために発生するので、電流を流して高い部分の電位を低くして双方の電位差をほとんど無くすことにより回路の形成が困難になります。

3)適当です
鋼材の表面を被覆する防食は、腐食因子である水や酸素、塩分などの要因を直接鋼材に付着させないように被覆材で覆い保護する方法です。
一般的なものは防腐効果のある塗料にて塗装を施す方法が採用されますが、構造が複雑なものには溶融亜鉛メッキや亜鉛、マグネシウムなどを吹き付ける方法もあります。

4)適当ではありません
環境改善による防食は、塗装だけでなく鋼橋の構造を改善して腐食を防ぐものです。
主な工法としては床版を多機能防食デッキと呼ばれる箱桁で覆い飛来してくる塩分などの腐食因子を遮断するもの、また桁端部に降雨などにより水が溜まる滞水を止水板や水抜き孔などを設置して強制的に湿度を一定値以下に保つものがあります。
湿度を一定値以上に保つと腐食が進行しやすいので注意します。

2
正解は3です。

1.→ 適当ではありません。問題文は耐候性材料を使用する説明です。

2.→ 適当ではありません。電気防食は、鋼材に電流を流して表面の電位差を小さくして腐食電流の回路を形成させない方法です。

3.→ 適当です。被膜による防食は、鋼材を腐食の原因となる水や酸素から遮断することによって腐食を防止します。

4.→ 適当ではありません。環境改善による防食は、鋼材周辺から腐食因子を排除して鋼材を腐食しにくい環境下に置くもので、除湿によって湿度を一定値以上に保つ方法がありますが、強制的ではありません。

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