1)適当ではありません。
流動化剤は、現場で施工する直前にすでに練り混ぜられたコンクリートへ添加して流動性を増大させるために用いる混和剤で、高性能減水剤として単位水量を低減させ、またコンシステンシーを調整し流動性を高めるために使用します。
2)適当ではありません。
防せい剤は、コンクリートの中に混入することで防せい性を高め鉄筋などのサビ発生を抑制させるために使用されます。
施工場所が海に近く、構造物が海水や潮風の影響を受けやすい場合や、硬化を促進させるために塩化カルシウムを使用する場合に多く採用されます。
3)適当ではありません。
シリカフュームは、セメントよりも小さい粒子によりセメント粒子内の緻密化を促進させるので、コンクリートの流動性を向上させるとともに、高強度化や外部の劣化原因物質の浸透抑制のために使われます。
超高強度コンクリートや吹付コンクリートなどに採用され、また既存構造物の補強や補修にも使用されます。
4)適当です。
フライアッシュは、石炭を燃焼させることにより発生する球形で微細な石炭灰で、コンクリートに混入することにより発熱特製(水和熱)を減少させひび割れの発生を抑えることができます。
そのほか長期強度が増進し、乾燥収縮を抑え、水密性の向上やワーカビリティーの向上などを得る目的で使用されます。