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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 土木 問14

問題

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コンクリート構造物の耐久性を向上させる対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
塩害対策として、速硬エコセメントを使用する。
   2 .
塩害対策として、水セメント比をできるだけ小さくする。
   3 .
凍害対策として、吸水率の小さい骨材を使用する。
   4 .
凍害対策として、AE剤を使用する。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

24
1) 適当ではありません。
エコセメントは焼却ゴミや下水の汚泥などの乾燥廃棄物を主原料としたセメントで多少の塩素を含んでいるため、鉄筋を使用した構造物には使用できません。
そして速硬エコセメントは普通エコセメントよりも塩化物イオンが多量に含まれているため、塩害対策には不向きとなります。

2)適当です。
コンクリートは水セメント比が大きくなる程、塩分は中まで浸透しやすくなります。
そのため水セメント比をできるだけ小さくすることで塩害を軽減させることができ、また凍害への対策にもなります。

3)適当です。
凍害によるポップアウトは、コンクリートの表面が内部からの膨張圧により部分的に飛び出す現象です。
この現象は吸水率が高く品質の悪い骨材を使用した場合に発生しやすくなるので、吸水率が小さく良い良質な骨材を使用し、またコンクリートの品質や配合も配慮して対応します。

4)適当です。
凍害による表面剥離(スケーリング)や微細なひび割れは、コンクリ―ト中に微細な空気泡を適量含ませることにより軽減が可能となります。
そのため、AE剤を使用したAEコンクリートにて、コンクリート中に所定の空気量を保持することにより凍害を軽減する事が可能です。

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5
正解は「1」です。
速硬エコセメントは塩化物イオンが普通エコセメントよりも多いため、
鉄筋コンクリートには使用できず、また、塩害対策としては、
不適当です。

2.正しいです。
水セメント比が小さく、施工上の欠陥がないコンクリートほど
密実なコンクリートとなり、中性化の進行は遅くなります。

3,正しいです。
吸水率の小さい骨材を使用すると、凍害特有のポップアウトの防止になります。

4.正しいです。
AE剤を使用すると、良好な気泡組織を形成するため、
凍害対策に有効となります。

4
1〇
エコセメントは焼却灰を原料としたセメントで、速硬エコセメントは普通エコセメントより塩分の含有量が多いです。

塩害は海砂等の使用にも原因があるため、材料の選定には注意が必要です。

骨材中の水分を少なくすることで、凍害を防止します。

凍害を防止するにはAE剤や減水剤を使うことで、ワーカビリティ―と凍結融解作用に対する抵抗性と水密性を改善させます。

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