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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 土木 問29

問題

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シールド工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
泥水式シールド工法は、巨礫の排出に適している工法である。
   2 .
土圧式シールド工法は、切羽の土圧と掘削土砂が平衡を保ちながら掘進する工法である。
   3 .
土圧シールドと泥土圧シールドの違いは、添加材注入装置の有無である。
   4 .
泥水式シールド工法は、切削された土砂を泥水とともに坑外まで流体輸送する工法である。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問29 )
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この過去問の解説 (3件)

16
1)適当ではありません。
泥水式シールド工法は,機械堀りにより掘削した土を泥水として地上へ流体輸送するものです。
泥水を地上へ送る排泥管に詰まりやすくなるので、巨大な礫や石はこの工法には不向きとなります。
巨礫の排出は、掘削した土砂を切羽と隔壁の間に充満させて排土する土圧式シールド工法が適しています。

2)適当です。
土圧式シールド工法は,カッターヘッドにより掘削した土砂を切羽と隔壁の間に充満させてスクリューコンベヤーで排土する工法です。
チャンバーと呼ばれるカッターヘッドの裏の空間の圧力を適正に保持して、掘削量と排土量を同じ量に保持できるように管理します。

3)適当です。
土圧シールドはカッターヘッドにより地盤をそのまま掘削し、スクリューコンベアーで排土する方法ですが、泥土圧シールドは掘削土砂に添加材を使用し泥土化させます。
土圧シールドは大きい礫が混入している比較的強固な地盤に適しており、泥土圧シールドは砂礫や粘土などの固結度が低い軟弱な地盤などに適しています。

4)適当です。
泥水式シールド工法は,掘削した土砂を泥水に変化させてカッターヘッドの裏にあるチャンバー内に送り、その後坑外まで流体輸送する工法です。
泥水の浸透により安定効果を有するため高水圧な箇所での施工に適しています、透水性の高地盤や巨石がある場合には不向きです。

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7
解は「1」です。
泥水式シールド工法は、広範囲の土質に適応できますが、
透水性の高い地盤や巨礫地盤は不向きです。
また、掘削土を泥水と一緒に排泥ポンプによって地上の流体処理設備に
輸送(流体輸送)します。設備内にてふるいによって分離した泥水は、
再度切羽に輸送し、利用します。

土圧式シールド工法は、切羽の土圧と平衡を保ちながら掘進する工法で、
泥土圧シールド工法は、添加剤を注入して塑性流動化を図り推進する工法です。
両者の違いは、添加剤の有無になります。

6
1〇
泥水式では、泥水と共に土砂を排出するため巨礫の排出は難しく、詰まる原因となります。

土圧式は掘った土砂をポンプやベルトコンベアーなどで地上には運ぶ際にその量を調整して掘削面の圧力の平衡を保ちます。

泥土圧式は、掘削度を流動化させるための添加剤をチャンバー内に注入できる装置を持っています。

泥水式は泥水を循環させ切羽の安定を保つとともに、カッターで切削された土砂を泥水と共に地上まで隆替するため、ベルトコンベアは使用しません。

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