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2級土木施工管理技術の過去問 令和2年度(後期) 土木 問3

問題

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盛土の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
盛土の施工で重要な点は、盛土材料を均等に敷き均すことと、均等に締め固めることである。
   2 .
盛土の締固め特性は、土の種類、含水状態及び施工方法にかかわらず一定である。
   3 .
盛土材料の自然含水比が施工含水比の範囲内にないときには、含水量の調節を行うことが望ましい。
   4 .
盛土材料の敷均し厚さは、締固め機械及び要求される締固め度などの条件によって左右される。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度(後期) 土木 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

17
正解は「2」です。
同じ種類の土だとしても、締固め方法や施工機械が違う場合、
最適含水比や最大乾燥密度、締固め度も大きく変わります。


1.正しいです。
盛土は、均一に敷き均し、締固めることで、
沈下防止および最適な含水状態を保つことができます。

3.正しいです。
ばっ気(気乾し含水比を下げること)にて含水比を下げたり、
散水により含水比を高めることがあります。
盛土は、含水量により品質が左右されるため、
最適含水比付近において施工することが望ましいです。

4.正しいです。
路体の敷均し厚さは35〜45cm、
路床の敷均し厚さは25〜35cmとされております。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
1)盛土の種類により定められた敷均し厚さ及び締め固め厚さに従い、均等に敷均すこと、均等に締め固めることが重要です。よって、適当です。
2)土の種類や含水比及び施工方法により、盛土の締め固め特性は大きく変化します。十分に管理をして品質を確保することが重要です。よって、適当ではありません。
3)盛土材料の自然含水比が施工含水比の範囲よりも高いときは、ばっ気乾燥やトレンチ掘削などの方法で含水比を下げ、逆に低いときは散水により含水比を上げるなど、範囲内に入るよう調整をします。よって、適当です。
4)基準として定められている盛土の敷均し厚さは、路体・堤体で35~45㎝以下、路床で25~35㎝以下です。土質や施工方法、締固め機械によっても左右されるので、試験施工により決定することが望ましいです。よって、適当です。

4

1)適当です

盛土の施工では、基礎地盤に凹凸や段差がある場合は可能な限り平坦にかき均し、敷き均す必要があります。均一ではない盛土は工事中、または工事後に崩壊の危険が高く、事故に繋がる恐れがあるからです。

他にも草木や切り株などを残すと有害な沈下の原因になるため伐開除根を施し、特に低い盛土の場合は、例え小規模だとしても必ず敷き均しを行います。

2)適当ではありません

盛土の締固め特性は、地盤や搬入した土の状態や種類により大きく変わります。例えば一般的な砂質土を多く含む地盤では、含水比も低めなのでブルドーザなどで薄く均等に敷均し、粘性土地盤では含水比が高い場合もあるので建設機械によるわだち割れを防止するため大型機械は使用しないなどの配慮が必要です。

また盛土の種類や施工方法によっても大きく異なり、締固め厚さや敷均し厚さも異なってきます。

3)適当です

盛土材料の含水比が施工上の範囲外である場合は、盛土の崩壊を防ぎ安定させるため含水比を人工的に調整する必要があります。

含水比が低い場合は散水などで加水し、含水比が高い場合はばっ気乾燥を促すため、レーキドーザやリッパーなどで地盤をかき起こします。

4)適当です

盛土材料の敷均し厚さは、盛土の種類や地盤の状態、使用する機械などにより分けられています。

盛土が路体や堤体などの場合は1層の締固め厚さは30cm以下、敷き均し厚さは35~45cm以下とされ、路床の場合は1層の締固め厚さ20cm以下、敷き均しは25~35cm以下とされています。

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