2級土木施工管理技術の過去問 令和2年度(後期) 土木 問35
この過去問の解説 (3件)
施工技術の確保に関する建設業者等の責務については、第25条の27に定められています。1に記述の内容、2に工事従事者は知識や技術等の向上に努めなければならないこと、3に国土交通省は必要に応じて講習や調査を実施すること、などが規定されています。
2)正しいです。
建設業の許可については、第2章(第3条~第17条の3)に定められています。記述は第3条第3項の内容です。
3)誤りです。
検査及び引渡しについては、第24条の4に定められています。記述は第1項の内容ですが、30日以内ではなく20日以内の、かつ、できる限り短い期間内に検査を完了しなければなりません。
4)正しいです。
主任技術者及び監理技術者の設置については、第26条に定められています。第1項~第6項まであり、請負代金が一定の金額以上になる場合は主任技術者ではなく監理技術者を置かなければならないことや、工事の内容によって専任の者としなければならない場合などが規定されています。
建設業法についての問題です。
正しいです
建設業者は建設工事の担い手の育成や確保、その他施工技術の確保に努めなければいけません。また、建設工事に従事する者は建設工事を適正に実施するために必要な知識や技術、技能の向上に努めなければいけません。
国土交通大臣はこれらの施工技術確保や技術向上に資するため、必要に応じて講習及び調査実施、資料提供などの措置を講ずるものとします。
建設業法 第四章 施工技術の確保
第二十五条の二十七 施工技術の確保に関する建設業者等の責務
正しいです
建設業を営もうとする者は当該営業所の所在地を管轄する都道府県知事の許可を、2つ以上の都道府県に営業所を設ける場合は国土交通大臣の許可を受けなければいけません。
この許可は5年ごとに更新を受けなければその期間の経過により効力を喪失します。
許可の更新がされた場合の有効期限は、以前の許可の有効期限の満了日の翌日から起算するものとします。
建設業法 第二章 建設業の許可 第一節 通則
第三条 建設業の許可
誤りです
元請負人は、下請負人は請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けた時は、その当該通知から20日以内でかつ可能な限り短い期間内にその完成を確認するための検査を完了しなければいけません。
また、元請負人はこの検査によって工事の完成を確認した後に下請負人が申し出た時は直ちに当該工事目的物の引渡しを受けなければいけません。
ただし下請契約において一定の日に引渡しを受ける特約がされている場合は除きます。
建設業法 第二章 建設業の許可 第二節 元請負人の義務
第二十四条の四 検査及び引渡し
正しいです
建設業者は、その請け負った建設工事を施工する時は、工事の施工の技術上の管理を司る主任技術者を置かなければいけません。
また、発注者から直接建設工事を請け負った特定建設業者は、当該工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額が一定額以上となる場合は施工の技術上の管理を司る監理技術者を置かなければいけません。
建設業法 第四章 施工技術の確保
第二十六条 主任技術者及び監理技術者の設置等
正解は「3」です。
「検査及び引渡し」
第二十四条の四 に記載されています。
下請負人から建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、
30日以内ではなく20日以内になります。
1.正しいです。
「施工技術の確保に関する建設業者等の責務」
第二十五条の二十七 に記載されています。
2. 正しいです。
「建設業の許可」
第三条 に記載されています。
4. 正しいです。
「主任技術者及び監理技術者の設置等」
第二十六条 に記載されています。
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