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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(前期) 土木1 問119

問題

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場所打ち杭をオールケーシング工法で施工する場合、使用しない機材は次のうちどれか。
   1 .
トレミー管
   2 .
ハンマグラブ
   3 .
ケーシングチューブ
   4 .
サクションホース
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木1 問119 )
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この過去問の解説 (3件)

27

1)適当です

オールケーシング工法では土中に圧入して掘削したのち、ケーシングチューブを建て込んでからコンクリートを打設します。

トレミー管は孔内にコンクリートを打設する際に孔内に建て込み、最深部から少しずつコンクリートを流し込んでいきます。

2)適当です

オールケーシング工法では地中にケーシングチューブを建て込み、チューブ内部の土砂をかき出して空洞状態になったところにコンクリートを打設して杭を形成します。

ハンマグラブはケーシングチューブ内の土砂をかき出し、コンクリートを流し込む準備に使用されます。

3)適当です

オールケーシング工法では掘削孔そのものをケーシングチューブと呼ばれる筒型の機械を使用し、孔壁を保護する目的で使用されます。

ケーシングチューブを地中に建て込んでから、ハンマグラブなどでチューブ内の土砂をかき出し、コンクリートを流し込むための孔を形成します。

4)適当ではありません

サクションホースはリバース工法で施工する際に使用する機材です。

リバース工法はスタンドパイプを建て込み、孔内の水位を地下水位より高く保持することで崩壊を防ぎつつ、回転ビットで掘削した土砂を泥水とともに吸い上げる方法で施工します。

泥水の吸い上げの際にサクションホースを使用し、地上へ排出します。

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13

使用しない機材は 4 です。

1.トレミー管は杭体となるコンクリートを地中へ流し込むために使用されます。

2.ハンマグラブは、杭を構築する掘削のために用いられます。

3.ケーシングチューブは、孔壁の保護のために掘削全長に用いられます。鋼製の管であるため垂直性を確保でき、これにより杭の曲がりの防止、鉄筋かごのかぶりの確保がしやすくなります。

4.サクションホースは、耐圧に優れた排水等に用いられるホースだが、場所打ち杭の施工には使用されません。

5

オールケーシング工法とは、杭工法の一つで、ケーシングチューブを用いて杭の打ち込む場所を回転・揺動させながら圧入し、圧入が完了するとチューブ内で掘削をしていきます。このケーシングチューブが孔壁となり、杭を打ち込む(コンクリートを打設する)まで使用するので、ケーシングチューブ内ですべてが完結します。

1 トレミー管は使用します。

トレミー管は、コンクリート打設の際に骨材とセメントの分離を防ぐ目的で用いられる15~30㎝程度の管です。狭い場所の打設や、水中打設などに用いられ、場所打ち杭工法には最適です。

2 ハンマグラブは使用します。

ハンマグラブは、ワイヤー式と油圧式があり、杭孔となる高さからグラブバケットの先端部分を勢いよく落下させて孔壁内の土砂を深くつかみ、掘削していく機械です。

3 ケーシングチューブは使用します。

ケーシングチューブは孔壁としてコンクリート杭を打設するまで使用し、施工完了まで土砂や地下水などがコンクリートに混入するのを防ぎます。(砂質の土砂ではケーシングの摩擦力が大きくなるため、チューブの圧入や引き抜けなくなったりするなど不向きのため、事前に地層の調査は必要です。)

4 サクションホースは使用しません

サクションホースは排水のためのホースであり、主に内水を循環させて排水するリバース工法で用いられます。尚、オールケーシング工法では乾燥した地質の掘削や孔内水位が低い場合の工法で用いられますが、スライムが発生した場合はハンマグラブとは別のスライムバケットを使用して処理を行います。

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