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2級土木施工管理技術の過去問 令和3年度(前期) 土木3 問146

問題

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河川法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
   1 .
一級河川の管理は、原則として、国土交通大臣が行う。
   2 .
河川法の目的は、洪水防御と水利用の2つであり河川環境の整備と保全は目的に含まれない。
   3 .
準用河川の管理は、原則として、都道府県知事が行う。
   4 .
洪水防御を目的とするダムは、河川管理施設には該当しない。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度(前期) 土木3 問146 )
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この過去問の解説 (3件)

21

1 正しいです。

一級河川の管理は、原則として国土交通大臣が行います。

一級河川は、重要度が高い直轄区間と指定区間に分かれ、国土交通大臣は

直轄区間を管理します。

指定区間は(国土交通大臣が指定し、)一部の管理事務を

都道府県知事もしくは指定政令都市長が管理します。

2 誤りです。

河川法の目的は、洪水防御と水利用の2つのほか、

河川環境の整備と保全も目的に含まれます

制定当初は主に洪水や高潮などの災害防止を目的としておりましたが、

昭和三九年に河川の適正な利用や流水の正常な機能を維持することが追加されました。

また、平成九年には河川環境の整備と保全も新たに追加され、時代とともに

改正が行われました。

3 誤りです。

準用河川の管理は、原則として、都道府県知事ではなく市町村長が行います

都道府県知事は二級河川を管理します。

4 誤りです。

洪水防御を目的とするダムは、河川管理施設に該当します

他にも、堰(せき)、水門、樋門(ひもん)、排水機場、床止め(とこどめ)、閘門(こうもん)

などが該当します。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

正解は 1 です。

1.設問の記述の通りです。二級河川の管理は、都道府県知事が行います。

2.平成9年の河川法改正時に「河川環境の整備と保全」の記述が、第1条に盛り込まれていますので、設問の記述は誤りです。

3.準用河川の管理は、市町村長が行うので、設問の記述は誤りです。

4.河川法では、ダム、堰、水門、堤防などを「河川管理施設」と定義していますので、設問の記述は誤りです。

4

1)正しいです

一級河川の管理は、国土交通大臣が行うように定められています。

ただし、国土交通大臣は一級河川の指定区間を指定し、その区間の事務の一部は河川が存する都道府県の知事が行うことが可能となります。

二級河川は当該河川の存する都道府県の知事が行います。

河川法 第二章 河川の管理 第一節 通則

第九条 一級河川の管理

2)誤りです

河川法は河川を管理することにより国土の保全と開発に寄与して公共の安全と福祉の増進を目的としています。

主な内容は河川での洪水や津波、高潮などによる災害発生の防止、河川の適正な利用と正常な流水の機能維持、そして河川環境の整備保全を総合的に管理することとされています。

河川法 第一章 総則

第一条 目的

3)誤りです

準用河川とは一級河川及び二級河川以外の河川で市町村長が指定した河川のことであり、河川が存する地域の市町村長が管理します。

準用河川に一級河川や二級河川の指定があった場合は、管理の権限は国土交通大臣または都道府県知事に移ります。

河川法 第六章 雑則

第百条 この法律の規定を準用する河川

4)誤りです

河川法における河川管理施設とは、ダムや堰、水門、堤防、護岸、床止め、樹林帯など、河川の流水によって生じる公利を増進しつつ公害を除去軽減するための施設を指します。

この法における河川は、一級河川及び二級河川とこの河川管理施設も含まれます。

河川法 第一章 総則

第三条 河川及び河川管理施設 第二項

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