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第二種衛生管理者の過去問 平成29年4月公表 労働衛生 問20

問題

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熱傷の救急処置などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
熱傷は、Ⅰ〜Ⅲ度に分類され、水疱ができる程度の熱傷は、Ⅱ度に分類される。
   2 .
水疱ができたときは、周囲に広がらないように水疱を破って清潔なガーゼや布で軽く覆う。
   3 .
熱傷面は、すぐに水をかけて十分冷やすことが応急手当のポイントであるが、熱傷の範囲が広い場合、全体を冷却し続けることは低体温となるおそれがあるので注意が必要である。
   4 .
衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切りとる。
   5 .
45℃程度の熱源への長時間接触による低温熱傷は、一見、軽症にみえても熱傷深度は深く難治性の場合が多い。
( 第二種 衛生管理者試験 平成29年4月公表 労働衛生 問20 )
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この過去問の解説 (3件)

17
正解 2

1 熱傷によるやけどは、程度で水泡ができるⅡ度の状態に分類されます。本肢は正しいです。

2 水泡やけどは、水泡を破ってはなりません。ガーゼ等で包んで、医師の診察を受ける必要があります。「水泡を破って」が誤りとなります。

3 熱傷面だけでしたら、低体温にはなりませんが、継続して広範囲に冷却しますと、なりやすくなります。注意が必要です。本肢は正しいです。

4 やけどの状態が脱衣による摩擦障害で、悪化してしまうからです。本肢も正しいです。

5 古のたとえ話にあります、「ゆでガエル」の状態となります。低温やけどは重大な局面を迎えます。本肢も正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
正解2

1.◯
記載のとおりです。主な熱傷の分類を以下に示します。

I度:水疱なし、痛みあり
浅達性Ⅱ度:水疱あり、痛みあり
深達性Ⅱ度:水疱あり、痛みあり
Ⅲ度:壊死、無痛

2.×
誤りです。水泡ができたときは、水疱を破らないようにして清潔なガーゼなどで覆います。

3.◯
正しい記載です。

4.◯
正しい記載です。衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切りとります。

5.◯
45℃程度の熱源への長時間接触による低温熱傷は、一見、軽症にみえても熱傷深度は深く難治性の場合が多いので注意が必要です。

3
誤っているものは2です。
文中の「周囲に広がらないように水疱を破って」という部分が誤りです。水疱はつぶさず、そのままにして医師に診せます。

他選択肢については、正しい内容となっています。

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