問題
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労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 .
生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのバラツキの程度は、平均値及び最頻値によって表される。
2 .
集団を比較する場合、調査の対象とした項目のデータの平均値が等しくても分散が異なっていれば、異なった特徴をもつ集団であると評価される。
3 .
健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の出現割合を有所見率といい、一定期間に有所見とされた者の割合を発生率としている。
4 .
ある事象と健康事象との間に、統計上、一方が多いと他方も多いというような相関関係が認められても、それらの間に因果関係がないこともある。
5 .
健康診断における各検査において、スクリーニングレベルを高く設定すると偽陽性率は低くなるが、偽陰性率は高くなる。
( 第二種 衛生管理者試験 平成30年4月公表 労働衛生 問16 )