問題
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鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応力度を無視する。
2 .
コンクリートの長期許容圧縮応力度及び短期許容圧縮応力度は、設計基準強度にそれぞれ1/3、2/3を乗じた値である。
3 .
許容応力度設計において、圧縮力の働く部分では、鉄筋に対するコンクリートのかぶり部分も圧縮力を負担するものとして設計する。
4 .
床スラブ各方向の全幅について、コンクリート全断面積に対する鉄筋全断面積の割合は、0.2%以上とする。
5 .
部材の曲げ破壊は、脆(ぜい)性的な破壊であり、建築物の崩壊につながるおそれがあるので、せん断破壊よりも先行しないように設計する。
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問14 )