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二級建築士の過去問 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問18

問題

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建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
鉄筋コンクリート構造の小梁付き床スラブにおいては、小梁の過大なたわみ及び大梁に沿った床スラブの過大なひび割れを防止するため、小梁に十分な曲げ剛性を確保する。
   2 .
壁式鉄筋コンクリート構造においては、一般に、ある階の耐力壁の壁量は、その上階の耐力壁の壁量と同等以上となるようにする。
   3 .
同じ高さの建築物の場合、水平力に対する剛性は、一般に、鉄筋コンクリート構造より鉄骨構造のほうが大きい。
   4 .
鉄骨構造においては、一般に、「柱梁接合部パネル」より「柱又は梁」のほうが先に降伏するように設計する。
   5 .
木造軸組構法においては、床組の水平剛性を確保するために、火打梁や構造用面材によって床組を補強する。
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問18 )
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この過去問の解説 (3件)

15
正解は3です。


1、鉄筋コンクリート構造の小梁付き床スラブにおいては、小梁の過大なたわみ及び大梁に沿った床スラブの過大なひび割れを防止するため、小梁に十分な曲げ剛性を確保する必要があります。
したがって正しい記述となります。

2、 壁式鉄筋コンクリート構造とは梁や柱を設けず、壁のみで荷重を支える構造です。一般に、ある階の耐力壁の壁量は、その上階の耐力壁の壁量と同等以上となるようにします。
したがって正しい記述となります。

3 、同じ高さの建築物の場合、水平力に対する剛性は、一般に鉄骨構造よりも鉄筋コンクリート構造の方が大きいです。
したがって誤った記述となります。

4、鉄骨構造においては、一般に、「柱梁接合部パネル」より「柱又は梁」のほうが先に降伏するように設計をします。
したがって正しい記述となります。

5、木造軸組構法においては、床組の水平剛性を確保するために、火打梁や構造用面材によって床組を補強します。床組の水平剛性を高くすることで、水平力を耐力壁に伝達することができます。
したがって正しい記述となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は3です。


1、小梁のたわみ及びスラブのひび割れを防止するために、十分な曲げ剛性を確保する必要があります。
したがって正しい記述となります。

2、下階の方が負担する応力が大きくなるため、十分に壁量が必要になります。
そのため下階の耐力壁の壁量を上階と同等以上とする必要があります。
したがって正しい記述となります。

3、鉄筋コンクリート構造より鉄骨構造の方が水平力に対しての変形が大きくなります。
鉄骨の方が変形しやすく鉄筋コンクリートの方が固いということです。
そのため水平力に対する剛性は、鉄筋コンクリート構造より鉄骨構造の方が小さくなります。
したがって誤りの記述となります。

4、接合部が先に降伏すると脆性的な破壊となってしまいます。
そのため、「柱梁接合部パネル」より「柱又は梁」の方が先に降伏するように設計する必要があります。
したがって正しい記述となります。

5、床組は水平力を大きく負担するため、水平剛性を確保する必要があります。
そのため火打梁や構造用面材によって床組を補強し、水平剛性を確保します。
したがって正しい記述となります。

3
正解は3

水平力の剛性は一般に鉄構造より
鉄筋コンクリート構造のほうが大きいです。
よって、誤りです。

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