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二級建築士の過去問 平成30年(2018年) 学科1(建築計画) 問25

問題

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省エネルギー・省資源に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
空調エネルギーを低減するため、夏期の夜間や中間期において自然換気による冷房を行った。
   2 .
使用電力量を低減するため、自然採光と人工照明を併用した。
   3 .
雨水利用システムにおける雨水の集水場所を、集水する雨水の汚染度を考慮して、屋根面とした。
   4 .
冷房負荷を低減するため、屋上・壁面緑化や屋根散水を採用した。
   5 .
窓システムにおいて、日射による窓部からの熱負荷低減を図るため、ダブルスキン方式に比べて日射による熱負荷の低減効果が高いエアバリア方式を採用した。
( 二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科1(建築計画) 問25 )
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この過去問の解説 (3件)

12
1.設問通りです。
夏期の夜間や中間期は、室内の温度が外気よりも高くなるため自然換気における冷房は、空調エネルギー低減に効果があります。

2.設問通りです。
自然採光と人口照明を併用すれば、照明の使用電力量が減ります。

3.設問通りです。
集水場所には、汚染度の低い水質が求められるため、屋根面は適しています。

4.設問通りです。
屋上・壁面緑化は、日射を妨げる効果があります。
また屋根散水することで冷房負荷の低減に効果があります。

5.誤りです。
エアバリア方式は、室内にブラインドを設け、壁とブラインドの間に空気の通り道を作り、熱負荷を低減させます。
ダブルスキン方式は、建物の外壁全体をガラスで覆って二重壁とし、ガラスと外壁の間に外気の通り道を作り、熱負荷を低減させます。
日射による熱負荷を室内を通さず除去できることから、ダブルスキン方式の方が日射による熱負荷の低減効果が高いです。

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8
1. 記述は正しいです
 パッシブ換気の手法の一つです。夜間の涼しい空気を取り込んでおいて日中の暑さに備えることで、エアコンなどの設備機器負荷を抑えることが可能になります。

2. 記述は正しいです
 タスクアンビエント照明の手法です。日中はアンビエント照明に替わるものとして自然光を利用することで、生活に支障なく照明負荷を低減することができます。

3. 記述は正しいです
 雨水はトイレなどの雑水として用いるため、集水面積の広い屋根から直接受けることで効率よく貯水できます。他の部分からの接触汚染も少ないので屋根雨水が広く用いられています。

4. 記述は正しいです
 緑化は省エネ手法の一つです。直射日光による熱負荷が軽減されるため、冷房機器負荷が軽減されます。

5. 記述は不適当です
 ダブルスキン方式は2重の窓の間に空気を挟むことで断熱効果を狙った方式で、エアバリア方式は窓際に機械的に空気の壁を作りペリメータ負荷軽減を狙った方式です。 エアバリア方式は常に空調を運転しなければならなく、機械的動作が不要なダブルスキン方式よりもエネルギー負荷がかかってしまいます。

7
正解は「5」です。

1.設問通りです。
夏の夜や中間期において自然換気における冷房は
空調機械を作動させることがないため空調エネルギーの低下につながります。

2.設問通りです。
自然採光と人工照明を併用することは、人工照明のみの採光に比べて使用電力を抑えることが可能です。

3.設問通りです。
雨水利用システムにおける雨水の集水場所は、比較的薄いの水質が良い状態の屋根面にすることが望ましいです。

4.設問通りです。
屋上や壁面緑化に対して散水することは、
建物の躯体温度を下げることができるため、冷房負荷の低減につながります。

5.誤りです。
エアバリア方式とは、室内側窓ガラスの下部から機械設備を利用して室内空気を吹き出し空調負荷を低減する設備です。
しかし、窓面が大きい建物になると、窓面における熱エネルギーが大きく窓ガラス下部から空気を送り込む機械設備に大きな負担がかかるため熱負荷の低減効果が高いとは一概には言えません。

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