二級建築士の過去問 令和2年(2020年) 学科1(建築計画) 問3
この過去問の解説 (3件)
正解は3です。
各選択肢の解説は以下のとおりです。
1→設問のとおり正しいです。
立体角投射率とは、ある立体角の持つ面の底円への投影面積が底円に対して占める割合のことです。単位は「%」です。
2→設問のとおり正しいです。
日射量とは単位面積が単位時間に受ける熱量のことです。
単位は「W/㎡」です。
3→熱伝達率とは、壁体などの固体表面と空気などの流体との熱の伝わりやすさを示すものです。単位は「W/(㎡・K)」です。
よって、誤りです。
4→設問のとおり正しいです。
比熱とは、1㎏の物質の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量のことです。
単位は「kJ/K」です。
5→設問のとおり正しいです。
光束とは、光のエネルギーがある面を通過する量のことで、標準比視感度で補正された単位時間当たりの光の放射エネルギー量です。
単位は「lm」です。
名称と単位は、紛らわしい単位が出題されます。
しっかり覚えていない人の減点を誘う出題ですので、過去の出題ポイントを確認しましよう。
立体角に対しての投影面の割合なので、%の単位なので、記述の通りで正しいです。
記述の通りで正しいです。
日射量と音の強さの単位は同じで、紛らわしいので、注意です。
熱伝達率は、1度あたり1m2あたり、どれだけの熱が達するかの単位なので、記述は誤りです。
1kg の物質の温度を1度上げるのに必要な熱量なので、記述の通りで正しいです。
光の単位の基本となる単位です。記述の通りで正しいです。
照度、輝度などの単位で、lmも使われます。
正解は「熱伝達率 ―――― W/(m・K)」です。
正。
立体角投射率は、「ある立体角の持つ面の底円への投影面積」が「底円」に対して占める割合で、単位は「%」で表します。
正。
日射量は、単位面積が単位時間に太陽から受ける熱量のことで、単位は「W/m2」で表します。
誤。
熱伝達率は、材料の表面と空気の間での熱の伝わりやすさを表し、単位は「W/(㎡・K)」です。
値が大きいほど熱が伝わりやすいことになります。
正。
比熱は、1kgの物質の温度を1度上昇させるのに必要な熱量のことで、単位は「kJ/(kg・K)」です。
正。光束は、光の放射量のことで、単位は「lm」です。
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