二級建築士の過去問 令和3年(2021年) 学科1(建築計画) 問18
この過去問の解説 (2件)
1 ×
ボックスユニット工法とは、あらかじめ工場で箱状に組み立てられたものを現場に設置していく工法です。
問題文はパネル工法の説明となっています。
2 〇
枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、元来日本での工法となっていた木造軸組工法(在来工法)である柱と梁で建物を支える工法と違い、壁全体で建物を支える工法です。
地震や台風などの災害に強い反面、耐力である壁を減らすことが難しい為、リフォーム工事などには向いていません。
3 〇
プレファブ工法は、工場で部材を生産し、現地で組み立てる工法となります。
現地での加工が少ないため、工期の短縮化を図ることができます。
4 〇
モデュラーコーディネーションとは、基準となる寸法を定め、それに合わせて設計をしていく手法です。
部材の統一性が生まれ、生産性、量産性が高まり効率化を図ることができます。
尺モジュール(910mmピッチ)、メーターモジュール(1000mmピッチ)などがこれにあたります。
5 〇
曳家(ひきや)とは、建物をそのままに別の場所まで移動する工事のことです。
よって問の答えは 1 となります。
1.間違いです。
ボックスユニット工法とは、工場で作製されたボックス状のユニットを現場で組み立てる工法のことです。
2.正しいです。
枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、断面寸法が2インチx4インチの部材により枠組を作り、それにより剛性をもたせた面を壁として配置する面構造の工法のことです。
3.正しいです。
プレファブ工法とは、建築物の一部もしくは全部を工場で作製し、それらを現場で組み立てて建築物を完成させる工法のことです。
4.正しいです。
モデュラーコーディネーションとは、建築や建築各部の寸法調整を行いモデュールが当てはまるようにすることです。
5.正しいです。
曳家とは、解体せずに建築物をそのままの状態で移動する工法のことです。
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