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二級建築士の過去問 令和3年(2021年) 学科1(建築計画) 問19

問題

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建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
避難設備は、人を安全な場所へ誘導するために設けられる、避難はしご、救助袋などをいう。
   2 .
600V 2種ビニル絶縁電線(HIV)は、使用電圧が600V以下の電気工作物や電気機器の配線用で、主に防災設備の耐熱配線に用いる。
   3 .
吸込み型トロッファは、照明器具と空調用吸込み口を一体化した照明器具で、照明発熱による空調負荷の軽減効果が期待できる。
   4 .
外気冷房は、中間期や冬期において、室温に比べて低温の外気を導入して冷房に利用する省エネルギー手法である。
   5 .
第3種換気は、室内を正圧に保持できるので、室内への汚染空気の流入を防ぐことができる。
( 二級建築士試験 令和3年(2021年) 学科1(建築計画) 問19 )
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この過去問の解説 (2件)

14

1 〇

避難設備は、災害が発生した場合に速やかに避難するために用いられる設備等のことです。

問題文に記載されている以外のものでは、避難滑り台、避難階段、誘導灯などがあります。

2 〇

600V2種ビニル絶縁電線は、室内電気配線用電線で、耐熱性を高めている為、防災設備等の箇所に使われることが多いです。

3 〇

吸い込み型トロッファは俗にいう『建築化照明』です。

設備と照明が一体化となっているもので、問題文は適正となります。

建築化証明は他に、コーブ証明、コーニス照明、光天井などがあります。

4 〇

高層ビルなどのオフィスでは、OA機器などの発熱により冬でも室内温度が上昇し、冷房を使用する場合があります。

室内より外気温度が低い場合、外気を導入して設備のエネルギ―消費を抑える『外気冷房』という手法により、省エネルギー効果を高めることができます。

5 ×

第三種換気は、給気が『自然』、排気が『機械』です。(主にトイレなどに設置)

室内の空気がどんどん出て行ってしまう為、中が負圧となり空気の流入が促進されます。

室内への流入を防ぎたい場合は、第二種換気である、給気が『機械』、排気が『自然』にする必要があります。(主に手術室などに設置)

補足として第一種換気は給気が『機械』、排気も『機械』です。(住宅やビルなど多岐にわたります)

※第一種換気、第二種換気、第三種換気の特徴と、主に設置される場所は良く出題されますので、合わせて覚えておくと良いと思います。

よって問の答えは 5 となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

1.正しいです。

災害が発生した場合、建物内の人が安全にかつ早く非難するために設けられる設備のことを避難設備といいます。

2.正しいです。

600V 2種ビニル絶縁電線(HIV)は絶縁体の最高許容温度が高く、周囲の温度が高い場所でも安定した送電が可能なため防災設備の耐熱配線に用いられる。

3.正しいです。

照明器具と吸込み口を一体化させたものであり、ランプの温度を低下させることで照明効率が上がり、また、照明器具熱が室内に侵入しないため空調負荷の軽減が期待されます。

4.正しいです。

外気冷房とは外気を導入して室内の冷房に利用する方式であり、外気温度が低い冬期や中間期でも室内で冷房を必要とする用途の建築物に適しています。

5.間違いです。

第3種換気とは吸気が自然換気口、排気が機械で行う換気方式であり室内は負圧になります。室内と正圧としたい場合は吸気が機械、排気を自然排気口とする第二種換気が適しています。

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