問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 図のような三相3線式回路の全消費電力[ kW ]は。 1 . 2.4 2 . 4.8 3 . 7.2 4 . 9.6 ( 第二種 電気工事士試験 平成29年度下期 一般問題 問5 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 55 三相交流回路の消費電力を求めるには 相電流、相電圧、力率が必要です。 消費電力W=相電流A×相電圧V×力率% で算出できます。 Δ結線の特徴として相電圧=線間電圧というものがありますので 相電圧=200V となります。 次に相電流を求めるにはインピーダンスZが必要になります。 リアクタンスと抵抗がそれぞれ8Ωと6Ωですので Z=√(8^2+6^2)=√(64+36)=√100=10Ω オームの法則より 相電流I=V/Z=200/10=20A となります。 力率ですが 力率=抵抗R/インピーダンスZ で求められます 力率=R/Z=6/10=0.6 となります。 これで必要な数値が揃います。 これを公式に代入していきます。 消費電力=相電流×相電圧×力率 =20A×200V×0.6=2400w これは負荷一つ分の消費電力となり、三相交流の負荷ですのでこの値を3倍したものが正解になります。 2400w×3=7200w=7.2kw よって正解は 【3】7.2 となります。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 8 三相3線式回路の消費電力を求めるには、 【三相電力=3×相電圧×相電流×力率】 この公式を使います。 まず、この回路の一相分のインピーダンスZ[Ω]を求めます。 【Z=√Rの2乗+√(XL-XC)の2乗 】 この公式に当てはめると、 Z=√6の2乗+√8の2乗=√100=10Ω 次に、インピーダンスZに流れる電流(相電流)を求めます。 I=200V/10Ω=20A 次は、力率を求めます。 【力率(cosθ)=抵抗R/インピーダンスZ】 力率(cosθ)=6Ω/10Ω=0.6 つまり、 3×200V×20A×0.6=7,200[W]=7.2[kW] 問題文では、[kW]で求めておりますので、 [3]7.2 が正解となります。 参考になった この解説の修正を提案する 5 「3」が正答です。 この問題は、相電圧と相電流を計算して一相分の消費電力を求め、それを3倍すると簡単に求めることができます。 相電圧=線間電圧=200V 相電流=V/Z=200/√8の2乗+6の2乗=20A 力率COSθ=6/√6の2乗+8の2乗=0.6 P=3×一相分の消費電力=3×相電圧×相電流×力率 =3×200×20×0.6=7200W=7.2KW 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。