問題
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単相交流電源から負荷に至る回路において、電圧計、電流計、電力計の結線方法として、正しいものは。
1 .
2 .
3 .
4 .
( 第二種 電気工事士試験 令和3年度上期 午前 一般問題 問27 )
正解は4です。
この問題は出題科目「一般用電気工作物の検査方法」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯計器の使い方を理解している。
・電流計は負荷に対して直列に接続する。
・電圧計は負荷に対して並列に接続する。
・電力計内部の電圧コイルは負荷と並列に接続し、
電力計内部の電流コイルは負荷と直列に接続する。
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
解答1は、電力計内部の電流コイルが負荷と直列に
接続されていないため間違っています。
解答2は、電流計が負荷に対して並列に接続されているため間違っています。
解答3は、電圧計が負荷に対しいて直列に接続され、
かつ電流計は負荷に対して並列に接続されているため間違っています。
解答4は、電流計と電力計内部の電流コイルが負荷に対して直列に接続され、
電力計内部の電圧コイルと電圧計が負荷に対して並列に接続されているため
全てが正しく接続されています。
よって正解は4になります。
正解は4です。
この問題は電圧計、電流計、電力計の
結線方法で正しいものを選択する問題です。
1は電力計が電流計と並列接続されてしまっています。
電流は並列回路において分流されてしまうので、
正しい電流値を測定できません。
2は電流計が並列に接続されています。
電流計は直列に接続しなければなりません。
3は電圧計が直列に、
電流計が並列に接続されています。
電圧計は並列に、
電流計は直列に接続しなければなりません。
よって4が正解となります。