クレーン・デリック運転士の過去問
令和3年(2021年)4月
原動機及び電気に関する知識 問24

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この過去問の解説 (2件)

01

選択肢1は正しいです。

カム形間接制御器は、ハンドルでカムを回転させてスイッチを操作することにより、電磁接触器の操作回路を開閉する構造になっています。

選択肢2は正しいです。

クランクハンドル式の制御器は、運転席などに設置された操作ハンドルを水平方向に回してクレーンを走行させる構造です。

選択肢3は正しいです。

無線操作用の制御器には、おもに押しボタン式とハンドル操作式があり、作業者が制御器を携帯してクレーンを操作します。

選択肢4は誤りです。

ユニバーサル制御器は、3個ではなく2個の制御器を同時に又は単独で操作できる構造になっています。

選択肢5は正しいです。

巻線形三相誘導電動機又は直流電動機の速度制御には抵抗器が用いられており、巻線形三相誘導電動機においては、これを二次抵抗器として使用します。

これらの抵抗器は、特殊鉄板を打ち抜いたもの又は鋳鉄製の抵抗体(グリッド)を絶縁ロッドで締め付け、格子状に組み立てられています。

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02

答えは(4)です。

解説

1.「カム形間接制御器は、カム周辺に固定されたスイッチにより電磁接触器の操作回路を開閉する制御器である。」は正しいです。

2.「クランクハンドル式の制御器は、操作ハンドルを水平方向に回して操作する構造である。」は正しいです。

3.「無線操作用の制御器には、押しボタン式とハンドル操作式がある。」は正しいです。

4.「ユニバーサル制御器は、1本の操作ハンドルを縦、横、斜めに操作することにより、3個の制御器を同時に又は単独で操作できる構造にしたものである。」は誤りです。

ユニバーサル制御器は、3個ではなく2個の制御器を同時もしくは単独で操作できる構造となっています。

5.「巻線形三相誘導電動機又は直流電動機の速度制御に用いられる抵抗器には、特殊鉄板を打ち抜いたもの又は鋳鉄製の抵抗体を絶縁ロッドで締め付け、格子状に組み立てたものがある。」は正しいです。

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