クレーン・デリック運転士の過去問
平成29年(2017年)10月
関係法令 問12
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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成29年(2017年)10月 関係法令 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
クレーンを用いて作業を行う場合であって、法令上、つり荷の下に労働者を立ち入らせることが禁止されているのは次のうちどれか。
- 荷に設けられた穴につりチェーンを通して1箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき。
- つりクランプ2個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。
- ハッカーを2個用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき。
- 複数の荷が一度につり上げられている場合であって、当該複数の荷が結束され、箱に入れられる等により固定されているとき。
- 動力下降の方法によって荷を下降させるとき。
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この過去問の解説 (2件)
01
荷に設けられた穴につりチェーンを通さず、1箇所に玉掛けをした状態で荷がつり上げられているときは、立ち入りを禁止されています。
2.誤りです。
つりクランプ1個での玉掛けをした荷がつり上げられているときは、立ち入りを禁止されています。
3.正しいです。
ハッカーを2個用いて玉掛けをした荷がつり上げられているときは、立ち入りを禁止されています。
4.誤りです。
複数の荷が一度につり上げられている場合であって、当該複数の荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないときは、立ち入りを禁止されています。
5.誤りです。
動力下降以外の方法によって荷を下降させるときは、立ち入りを禁止されています。
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02
3 .ハッカーを用いた玉掛けについては、使用した数に関係なく、荷の下への立ち入りが禁止されています。
1 .通常1箇所のみ玉掛けした荷の下への立ち入りは禁止されていますが、荷、またはアイボルトに設けられた穴に吊りチェーンなどを通して玉掛けをした荷の下への立ち入りは可能です。
2 .吊りクランプを2個以上使用して、玉掛けした荷の下への立ち入りは可能です。
4 .複数の荷が箱に入れる等の固定がされていない場合に於いては、荷崩れによる荷の落下の恐れがあるため、吊り荷の下への立ち入りは禁止です。
5 .動力下降以外の方法によって荷を降下させるときは、吊り荷の下への立ち入りは禁止されています。
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