クレーン・デリック運転士の過去問
平成29年(2017年)10月
関係法令 問13
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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成29年(2017年)10月 関係法令 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
クレーンの定期自主検査及び点検に関し、法令上、正しいものは次のうちどれか。
- 1か月以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行わなければならない。
- 1か月をこえる期間使用しなかったクレーンについては、その使用を再び開始した後1か月以内に、自主検査を行わなければならない。
- 定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、作業開始後、遅滞なく補修しなければならない。
- 定期自主検査を行ったときは、クレーン検査証にその結果を記載しなければならない。
- 作業開始前の点検においては、ランウェイの上及びトロリが横行するレールの状態について点検を行わなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
5 .作業開始前の点検では、走行、横行の状態、過巻防止装置、ブレーキ、クラッチなどの異常の有無を点検する必要があります。
1 .荷重試験を行う定期自主検査の期間は1年以内ごとに1回と定められています。1か月以内に1回行う検査ではクレーンの各部の異常の有無です。
2 .1か月をこえる期間使用しなかったクレーンについては、その使用を再び開始する際に自主検査を行う必要があります。
3 .定期自主検査又は作業開始前の点検で、異常を認めたときは、作業を開始せず、使用禁止などの措置を行い、遅滞なく補修などの対応をする必要があります。
4 .定期自主検査の結果の記録はクレーン検査証に記載する必要はありませんが、3年間の保存が義務付けられています。
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02
1年以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行わなければなりません。
2.誤りです。
1年をこえる期間使用しなかったクレーンについては、その使用を再び開始するときに、自主検査を行わなければなりません。
3.誤りです。
定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、速やかに遅滞なく補修しなければなりません。
4.誤りです。
定期自主検査を行ったときは、その結果をクレーン検査証に記載する必要はありません。
5.正しいです。
作業開始前の点検においては、ランウェイの上及びトロリが横行するレールの状態について点検を行わなければなりません。
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