クレーン・デリック運転士の過去問
令和元年(2019年)10月
関係法令 問16

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和元年(2019年)10月 関係法令 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

つり上げ荷重 10 t の転倒するおそれのあるクレーンの検査に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
  • クレーン検査証の有効期間をこえて使用を休止したクレーンを再び使用しようとする者は、使用再開検査を受けなければならない。
  • 性能検査においては、クレーンの各部分の構造及び機能について点検を行うほか、荷重試験を行うものとする。
  • 使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の 1.27倍に相当する荷重の荷をつって、逸走防止装置を作用させ、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行うものとする。
  • 所轄労働基準監督署長は、変更検査のために必要があると認めるときは、当該検査に係るクレーンについて、当該検査を受ける者に塗装の一部をはがすことを命ずることができる。
  • 所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレーンについて、当該クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行うものとする。

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この過去問の解説 (1件)

01

1 . 正しいです。

クレーン検査証の有効期間をこえて使用を休止したクレーンを再び使用しようとする者は、使用再開検査を受けなければなりません。

2 . 正しいです。

性能検査は、クレーンの各部分の構造及び機能についての点検や、荷重試験があります。

3 . 誤りです。

使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の 1.27倍に相当する荷重の荷をつって、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行います。
このとき、逸走防止装置や、レールクランプ等の装置は作用させません。

4 . 正しいです。

所轄労働基準監督署長は、変更検査のために必要があると認めるときは、塗装の一部をはがすことを命ずることができます。

5 .正しいです。

所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したクレーンについて、検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行うものとしています。

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